ミーシャのひとりごと

数あるブログの中 訪問してくれてありがとう。
蒜山高原や大山などの風景写真を撮りながら
田舎暮らしを楽しんでいます。

鬼の舌震

2018-11-09 12:15:24 | 四季の風景
     
               こんにちは~♪

絲原家の見学を終え、ここから程近い
国の名勝・天然記念物の 「 鬼の舌震(したぶるい)」 へ。
鬼の舌震は 須佐神社や八重垣神社など西方面へ行く時
横目でいつも通って行く所ですが、どんな所か 今回初めて行って見ました。

奥出雲町観光協会からの抜粋ですが
鬼の舌震は黒雲母花崗岩地帯で、これを斐伊川の支流大馬木川の急流が長年にわたり浸食し、
また節理や甌穴によって造られた約2㎞にわたるV字狭谷です。
河岸に切り立つ絶壁や谷底に折り重なる巨岩と川の流れが生み出した侵食地形が
特異な景観を作り出し、国の名勝・天然記念物に指定されています。

 


駐車場に車を置いてここから歩いて行きます。



日が差して写真が見え難いですが。。。








地上からの高さ45m、長さ160m の「舌震“恋”吊橋」




2013年にバリアフリー遊歩道が全開通し、車いすでも奇勝を見る事ができるようです。
高所恐怖症の夫は大丈夫かしら・・・と。



往復吊り橋を渡るのは嫌だと下道から行くことに。




歩き初めの頃は 穏やかな谷底




見上げると随分高い所に吊り橋が!
夫の顔を見ると・・・緊張した面持ち。



「鬼の舌震」の名前の由来は
かつてこの地には玉日姫という美しい女神が住んでいたとされています。
その女神をワニが慕い、夜な夜な通ってきたのですが、
それを嫌った女神は巨岩で川をせき止めて阻んでしまいました。
その後、ワニは一層激しく姫を恋い慕い、
「ワニが慕った」が転じて『鬼の舌震』という名前になったとの謂われだそうです。



しばらく進むと 
歩道からかなり下を流れる谷底からのごう音の怖さと
滑らないよう足元を見るのが精一杯で
身を乗り出しての写真が撮れませんでした。



大きな巨岩や奇岩の陰で流れ下る水があまり見えません。








説明にある 何ちゃら岩がどれなのかも分からず
黙々と足元を見ながら進むのみ!







古い遊歩道を歩いたので滑りそうでした。
後から地図を見ると この地点で半分の距離でしたが、それでもかなりの距離があり
復路のことを考えると・・・途中で引き返えしました。



帰りは 来た道より高い位置に造られているバリアフリーの遊歩道を。




かなり高い所からの眺めなので
水の流れる迫力はあまり感じられません。



待っていても 着いて来ているはずの夫の姿が見えません。 




遊歩道上の崖に玉日姫を祀っている小さな祠(神社)がありました。









見えました~~!
奥出雲の大自然の中にある渓谷に突如と現れる吊り橋。




心配していたら 団体さん御一行の後をいつもの顔で。。。
聞けば
添乗員さんと話をしながら歩いていたら 気が紛れて・・・と ニッコリ!!
さ~て 夫にはこれからが最大の恐怖!

でもでも 団体さんの最後尾の方の頭だけを見て
揺れを感じないよう一定速度で歩き 何とか渡り切りました~~♪
・・・もちろん私としっかり腕組みをしてね。 
なので 吊り橋の上から写真が撮れませんでした。
車に戻ると 夫はいっぱいの冷や汗~~ 

遊歩道は随分と歩いたような気がしますが
この当時での時計は まだ10時半。


さぁ~~ 次の目的地の金言寺へ向けて出発です。


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