これがコシャリ。日本で言えばそば飯に近い
NHKラジオ第一[すっぴん!]の仕事でご一緒しているのが、タレントのフィフィさん。
朗らかで素直。ユーモアのセンスもあり、とても魅力的な人だ。
フィフィさんはエジプトの出身なので、一度番組で
「エジプト料理を缶詰で再現しよう」
という企画が持ち上がり、僕はいろいろと調べてみた。
いろいろと言っても、図書館に行って調べたとか、料理研究家に取材したとか、そんな方法ではない。
ネットで検索したのである。
すると、実に興味をそそられる料理が載っていた。その名はコシャリ。
使用するのはミックスビーンズ缶×1と...
トマト缶×1であります
ホールとカットがあるが、今回はホールを使用
レシピは以下の通り。
1,ミックスビーンズとご飯(1.5膳分)、茹でて短く切ったパスタをオリーブ油で炒める。
2,別のフライパンでみじん切りニンニクをオリーブ油で香ばしく炒め、弱火にしてからトマト缶、サルサソース(なければ唐辛子)、さいの目に切ったニンジンを投入。水分が半分になるまで煮詰めて塩コショウする。
3,1を盛りつけ、上から2をかけて、フライドオニオンをトッピングすれば缶成!
かくのごとし。
肉や魚が一切入っていないが、トマトのうま味が充分に感じられ、なかなかにウマい。
ご飯とパスタと豆の相性もいい。オリーブ油でしっかり炒めることで
「互いに気が合った」
そんな雰囲気がある。
トッピングしたフライドオニオンは既製品が売っているから、それを使えば手間が掛からない。これが入ると、とたんにB級グルメっぽい味になって面白いのであります。
フィフィさんによると
「これ、まんまコシャリです。あとは好みでビネガーをかければ、もうエジプトそのもの」
無事お墨付きをいただいた。
これだから缶詰料理はやめられない。
スタジオで記念撮影パチリ。
左がフィフィさん、右はアナウンサー藤井さん。
生放送なので緊張感があるけど、毎週楽しみにしている仕事であります。
初回から3ヶ月が経過し、ゆっくりと少しずつ、3人の気も合ってきたようだ。
コシャリにおけるご飯とパスタと豆のようなものであります。