ずらりと並んだ缶飲料。これ、全部酒なんであります。
オーストラリアのバロークス社が出している、世界で初めて長期保存が可能になった缶入りワインなのだ。
何でも、Vinsafeという製法特許のおかげで、少なくとも5年間は品質が変わらないことを実証しているらしい。
ともかく飲んでみましょー!
あくまでも缶コーシー的な佇まいが不安をもたらす。
本当に美味いのか知らん。なんちゃってワインじゃないだろうね。
ちなみにこれはスパークリングワインのロゼ。
おーっ! 発泡具合も程良く、いい香りが立ち昇ってくる。
そんじゃあ失敬して、一口いただいてみまっす。
グビビッ...。
おーっ! ちゃんと美味いではないか。
売価1200円程度のスパークリングワインとまったく遜色がないです。これは驚くべきこと。
こちらはシャルドネとセミリオン(どちらもぶどうの品種)のスパークリングワイン。
これも実に美味いっす。辛さ甘さが程良いバランスを保っていて、わずかに枯れた風味さえ持ってるのだ。
やるな、おぬし!!
そしてこいつはカベルネ、シラー、メルローをブレンドした赤ワイン。
カベルネはカベルネ・ソーヴィニオンのことだと思う。
こちらのお味は甘めで、筆者の好みではないです。しかし鼻から抜ける完熟したベリーの香りはまさにメルロー種の醍醐味。きりりっと冷えてるほうが美味い。
ということで、雨に降り込められた日には缶詰ワインを開けてみよう。
つまみはもちろん、缶詰のオリーブと缶詰のチーズなのだ。
この缶詰ワインたちはアルコール度数がそれぞれ13%程度と、度数もやっぱり本格派。しっかり酔っぱらうことが出来る。
特にスパークリングワインという奴は元々酔いの回りが早い。何故かは知らぬが、そうなのだ。
あー、すっかり良い気分になってきたぞお。
このまま夕飯タイムに突入して、さらに酒を飲んでしまおう。うふふ。
内容量:250ml
原材料名:なし(酸化防止剤の亜硫酸塩はごく少量にしたそうだ)
原産国:オーストラリア、バロークス