缶詰blog

世界中の缶詰を食べまくるぞ!

屋久島の紅茶缶

2011-09-19 13:43:39 | 酒・茶など嗜好品

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 鹿児島から70kmほど南下すると、屋久島があるらしい。
 コバルトブルーの海に浮かぶその島では、ハイビスカスが咲き誇り、ガジュマルが生い茂ってるらしい。
 さらに、樹齢7千年以上という屋久杉も存在するらしい。
 文体が「らしい」で進行しているが、筆者は屋久島に訪れたことがないので、どうしてもそういう表現になってしまう。どうか気にしないでいただきたい。
 一度は行ってみたいと思っている彼の地から、友人Noritanがお土産を買ってきてくれた。
 屋久島の紅茶の缶詰である。
 友、茶を持って現る。日々是好日。




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開缶! 紛う方なき紅茶であります
これは正確には缶詰じゃないが、
面白いから紹介しちゃうのだ


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 かくのごとし。
 これはサン・ティーと呼ばれるお茶の出し方で、茶葉と水をポットに放り込み、日向に置いておくもの。
 日光の力でゆっくりと茶葉が開くので、余分な渋み、雑味が出てこない。半日も置いておけば出来るので、それを冷蔵庫に入れてアイスティーとした。
 それでは失敬して、一服...。
 ほうほう。柔らかい渋みと、ほんのりした甘味。
 素晴らしい芳香があるけど、それはダージリンとも違うし、ウーロン茶とも違う。
 筆者は紅茶を嗜まないので、うまく伝えられないのであります。
 友よ。今年の厳しい残暑は、この屋久島アイスティーで乗り切る所存であります。




 内容量:40g
 原材料名:有機栽培紅茶
 原産地:屋久島(鹿児島県熊毛郡屋久島・白川茶園)






Africafe インスタントコーヒー缶

2010-02-17 12:39:37 | 酒・茶など嗜好品

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 これはブログ仲間のNoritanからいただいた、アフリカのインスタントコーヒーの缶詰であります。
 その名も『アフリカフェ』。
 アフリカとカフェをつなげてしまったネーミングがニクい。
 口に出すと、何となく“F”部分を、下唇に前歯をあてがって発音してしまう。
 それも、Fが2カ所もあったりする。
 発音を試していると、不意に、中学校の英語教師の顔を想い出したりする。
 わははは。懐かしいなァ。
 ゴールド&ブラックのパッケージデザインも、エキゾチックで素晴らしい。




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 こういうパッカン式のフタを開けるのに、意外と手こずることがある。
 程良い薄さで、しかも強度のある道具が欲しい。
 こういう時のために、傷つけてもいいような古いカトラリー(テーブルナイフとか)があるといいですなァ。




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 そうそう。パッカンの下は密閉性を高めるために、薄いアルミ箔がついていることが多い。
 これをピリピリと破っていると、懐かしい匂いが立ち昇ってきた。すなわち“ダバダー♪”のインスタントコーヒーに似ているのだ。
 しかしアフリカフェは、ダバダーよりも、もうちょっとコクがありそうな匂いがする。




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 いよいよ開缶。
 スプレードライ製法で作られた粉は、かなり細かい。
 見た目はダバダー的だが、このアフリカフェの原材料となるコーヒー豆は、無農薬栽培なのだそうだ。
 それをインスタントにしちゃうんだから、贅沢なもんであります。
 種類はブコバという豆であります。




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 かくのごとし。
 お味はダバダーよりわずかに酸味が利いている。これはキリマンジャロ派の人にはいいかもしれない。
 ブコバもキリマンジャロと同じ、タンザニアの豆なのだ。
 しかし筆者は、そういう難しいことを思案するわけではなく、これを飲みながらノスタルジアに浸ってしまった。
 やっぱり懐かしいお味なんでありますよ、このアフリカフェは。何故か倒置法。
 小難しいうんちくをたれるよりも、甘~いコンデンスミルクをたっぷり入れて飲むのが、このアフリカフェの正しい飲み方かもしんないです。



 内容量:50g
 原材料名:コーヒーのみ
 原産国:アフリカ(タンザニア、輸入販売:バラカ※ホームページがステキ)


 お知らせ:シティエフエム静岡(FM.Hi!)に出演した際の音声をこちらで公開!(mp3が開きます)。
『ひるラジ!静岡情報館』という番組で、司会はあのj-tentenさん。ぜひお聞き下され!




NRE プレミアム缶ワイン(モンデ酒造)

2009-10-17 13:27:00 | 酒・茶など嗜好品

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 以前、オーストラリアのバロークスという缶ワインをご紹介したが、今回は国産の缶ワインであります。
 NRE(昔の日本食堂)が販売する、赤と白の甲州ワインなのだ。
 JR東日本の駅構内で売っているので、今回は旅行に出たついでに購入。場所は新宿駅の駅弁売り場でありました。




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 特急あずさにて、開缶!
 駅弁は新宿弁当という、中央線沿線の味覚を詰め込んだもの。その食事に合わせて白ワインのほうを開けてみた。
 香りも味もフルーティだけど、甘さはほどほど。しっかりと冷えていたせいもあり、なかなかウマいワインであります。
 ちゃんとプラスチック製のコップが付いてくるのだゾ。




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 赤のほうは家に帰ってから開缶。
 このフィルムの下のアルミ缶は、大和製罐が新開発したワイン専用の缶。
 昔から缶ワインはあったんだけど、前回のバロークスやこのプレミアム缶ワインはまったく違うものだ。
 というのも、ワインの成分はアルミを腐食するらしく、せっかく美味しいワインを入れても品質劣化が避けられなかったんであります。それを解決したのが、強腐食対応の新型アルミ缶なのだ。パチパチパチ。




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 かくのごとし。
 色は濃いめで、香りがとてもフルーティ。
 お味も甘くて、メルロー種100%の若いワインに近い。“渋さ”がまったくないから、そういうのが好きな人には向いていると思う。
 あらためて表記を見てみると、マスカットベリーA種使用とのこと。なるほど、確かに、マスカットっぽい風味であります。
 筆者の好みとしては、断然白のほうでありました。
 今後、もっと種類が増えていくといいなァ。スパークリングワインとかね。




 内容量:300ml
 アルコール分:12%
 価格:500円
 原産国:日本(販売:NRE、製造:モンデ酒造




雨の日は缶詰パーチー! バロークスのワイン缶

2009-06-21 17:56:20 | 酒・茶など嗜好品

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 ずらりと並んだ缶飲料。これ、全部酒なんであります。
 オーストラリアのバロークス社が出している、世界で初めて長期保存が可能になった缶入りワインなのだ。
 何でも、Vinsafeという製法特許のおかげで、少なくとも5年間は品質が変わらないことを実証しているらしい。
 ともかく飲んでみましょー!




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 あくまでも缶コーシー的な佇まいが不安をもたらす。
 本当に美味いのか知らん。なんちゃってワインじゃないだろうね。
 ちなみにこれはスパークリングワインのロゼ。




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 おーっ! 発泡具合も程良く、いい香りが立ち昇ってくる。
 そんじゃあ失敬して、一口いただいてみまっす。
 グビビッ...。
 おーっ! ちゃんと美味いではないか。
 売価1200円程度のスパークリングワインとまったく遜色がないです。これは驚くべきこと。




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 こちらはシャルドネとセミリオン(どちらもぶどうの品種)のスパークリングワイン。
 これも実に美味いっす。辛さ甘さが程良いバランスを保っていて、わずかに枯れた風味さえ持ってるのだ。
 やるな、おぬし!!




 

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 そしてこいつはカベルネ、シラー、メルローをブレンドした赤ワイン。
 カベルネはカベルネ・ソーヴィニオンのことだと思う。
 こちらのお味は甘めで、筆者の好みではないです。しかし鼻から抜ける完熟したベリーの香りはまさにメルロー種の醍醐味。きりりっと冷えてるほうが美味い。




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 ということで、雨に降り込められた日には缶詰ワインを開けてみよう。
 つまみはもちろん、缶詰のオリーブと缶詰のチーズなのだ。
 この缶詰ワインたちはアルコール度数がそれぞれ13%程度と、度数もやっぱり本格派。しっかり酔っぱらうことが出来る。
 特にスパークリングワインという奴は元々酔いの回りが早い。何故かは知らぬが、そうなのだ。
 あー、すっかり良い気分になってきたぞお。
 このまま夕飯タイムに突入して、さらに酒を飲んでしまおう。うふふ。




 内容量:250ml
 原材料名:なし(酸化防止剤の亜硫酸塩はごく少量にしたそうだ)
 原産国:オーストラリア、バロークス