前回に引き続き、チーズの缶詰をご紹介したい。
何だかせっぱ詰まっているような書き出しだが、筆者は今、確かにせっぱ詰まっているので、詰まったまんま書き進んでいくことをどうかお許し願いたい。
これはオーストラリアのバランタインフーズ(Ballantyne Foods)で出しているレッドフェザー(Red Feather)ブランドの商品。
バランタインフーズはメルボルンにあり、1929年の創業当時から酪農製品の卸売りをしてきた企業なのだ。
といった事柄を、筆者はついさっき、同社ホームページで知り得た。
世の中、便利になったものですなァ。
こんな英語表記が最高に楽しい。
筆者はいまだに外国缶詰に胸ときめくのだが、それは幼い頃に見たグラハム・カーの『世界の料理ショー』に影響を受けたからだ。
昭和の子供にとって、外国の料理は無性にウマそうに見えたもんです。
グラハム・カーが毎回ソファを飛び越えて登場するあの番組。妹と一緒になって、夢中で観たものだ。
キコキコと開缶すると、かくのごとし。
なんと缶内一杯にチーズが満ちている。
紙にでも包まれているのかと予想していたから、驚いてしまった。
しかしこれは誠に正しいお姿であります。これで間違いないんですよ、バランタインさん。
さて、お味のほうはどうか。
実に濃厚で、実にミルキー。塩っ気もほどよく、我々日本人にはすごく馴染みのある味だ。
どういう風に馴染みがあるかというと、分かりやすくいえばQ・B・Bチーズそっくり。ワインがくいくいっと進んじゃう、あのお味です。
同社ホームページには商品特性として
「どこにでも持っていけますよ!」
と書いてあった。
折しも秋。こいつを持ってキャンプになぞ、ちょいと行ってみたいもんだなーと思う。
ご提供いただいた缶詰まにあくすのSotomichiさん、誠にありがとうござりました!
内容量:226g
原材料名:チーズ、水、クエン酸ナトリウム、バター、塩、ポリリン酸ナトリウム、ポリリン酸カリウム、クエン酸、ナイシン
原産国:オーストラリア