缶詰blog

世界中の缶詰を食べまくるぞ!

讃岐うどん缶(カレーうどん)

2008-08-17 21:04:08 | 麺類
Udoncurry1480


 ワタクシさりげな~く、タイトルを書きましたが。
 実は興奮しております。
 読者諸賢よ、なんとうどんの缶詰である!
 う、うどんって。どどど、どういうこと!?(コーフンのあまりどもっている)
 かつてはラーメン缶をご紹介したこともあったが、今回はそのときよりも驚きが大きい。
 ひょっとして、あのスパゲッティ缶のように、ちゃんと小麦で作られた麺が入っているのだろうか。
 何しろ「讃岐」とまで銘打ってある。
 ほほほ、本当にうどんが入ってるのか。ののの、伸びきってないのか??




Udoncurry2640これは缶詰仲間Noritanが送ってくれた
空港で購入したようだ
空港はご当地物を探すのにいい場所かも





Udoncurry3480パカッと開缶!
脂身が浮遊していてそのままでは食欲をそそられない
よく見るとラベルには「器に移して温めよ」とある
ちゃんと従いましょう。どんぶりに移しレンジで1分間加熱








Udoncurry4640


 かくのごとし。
 脂分は溶けて正しいカレーうどんのお姿になった。
 しかしその香りは、予想通りというか何というか、かの愛すべきボンカレー的香りである。
 いわゆるレトルト臭というやつであるが、今回は麺がメインなのだ。汁にはこだわっていられない。




Udoncurry5480


 これが麺である。
 つまみあげた感触が固く、ぷるっとしており、小麦粉製品の感触とは違う。
 ここで表記を再び読んでみると、何とこの麺は小麦粉とこんにゃくでこしらえたらしい。
 ああ、そーかーァ。やっぱりあのラーメン缶と同じく、こんにゃく由来なのかーァ。
 落胆せざるを得ない。
 ともあれ、まずは一口...。
 むっ。舌触りが瞬間、うどんそのもの。意外です。
 すなわち讃岐うどんの特徴であるつるつる感が、舌の上で味わえるのだ。
 そのあと前歯で噛み切ってみると、あっけなく「プツリ」と切れてしまう。ここはこんにゃくそのもの。
 つまり、舌触りは讃岐うどんにかなり近く、噛み応えはこんにゃくであると、こういうことです。
 食感をかなり工夫したのでありましょう。
 しかし、讃岐と銘打ったからには、小麦粉100%で作って欲しかった。
 そうなると無論ビロビロに伸びてしまうだろうが、それでも小麦粉で作って欲しかった。
 できればさぬきの夢2000で作って欲しかった。
 と、ここまでいうとただのわがままなんであります。いつか現地に行って食べてこよーっと!




 内容総量:280g
 固形量:80g
 原材料名:醤油、牛肉、にんじん、発酵調味料、小麦粉、食用油脂(牛脂、豚脂)、砂糖、澱粉、蒟蒻粉、かつおエキス、酸味料、バナナ、ソテード・オニオン、乳糖、フォン・ド・ボーソース、ソースパウダー、カラメル色素、香辛料、脱脂粉乳、調味料(アミノ酸等)、ブドウ糖、大豆、りんご、乳
 原産国:日本(香川・ハイスキー食品工業)



札幌らーめん缶 味噌味

2007-08-31 14:36:48 | 麺類

Ramen1300

 本日の缶詰blogは、旬の話題をお届けしたいと思うのであります。
 すなわち、巷で話題のラーメン缶なのであります。




Ramen2300
フォーク付き!

 さて、ラーメンを缶詰にしたとなれば、読者諸賢の関心事はただ一つに限られると思う。
 すなわち
「麺は伸びないのか?」
 このことでしょう。
 はたしてラーメン缶詰は、どうやって克服しているのか?
 なんと、麺をこんにゃくで作っているというのであります。




Ramen3400
二つ折りという仕掛け たいしたものです

 しかし、麺がいくら伸びようとも、ワタクシは
「いっこうに差し支えない」
 ことを、表明したいと思います。
 何なら、縮んでしまっても
「いっこうにかまわない」
 ことを、表明したいのであります。
 なぜなら、ラーメンというもの、あまり好きではないからなんですね。
「嫌い!」とまでは言わないが、
「今日は何を食べようかなー?」
 という選択のときに、ラーメンが真っ先に思い浮かぶことはないんであります。




Ramen4300

 とはいえ、かくのごとし。
 こんにゃく製という麺は、見た目はラーメンの麺そのもの、であります。
 ちょいと黄色がかっているところなんか、そっくり。
 それでは失敬して、一口...。
 うん。決して、悪くない。けっこう美味いです。
 まずは麺。こんにゃくで出来ていると言われなければ、ちょっと分からないかもしれない。
 冷麺の麺が、少し柔らかくなったような食感であります。
 スープの味がしっかり絡んでいるのも、いい具合。
 そしてスープは、冷たくても美味しいです。
(冷たい味噌味って、どうかな?)
 と危惧していたのだけど、決して悪くない。
 もちろん、暖めて食べてもいいのだけど、“常温でも美味しい”いう宣伝を聞いたから、あえてそうしてみたのであります。
 具はシナチクがたくさん入っていて、ちょいとへなへなだけど、まあ悪くない。豚肉も一片だけ入っていて、大きめなのが嬉しい。
 大きいのは嬉しいけど、この豚肉のお味はイマイチでありました。

 ともあれ、これが自販機で売っているという事実。
 フォークまで付属するのだから、道ばたで立ち食いが可能なのであります。
 ラーメンが大好物で、何かの事情でせっぱ詰まっており、
「今すぐにラーメン食べないと、ワシおかしくなる!」
 という御仁には、もう最適な缶詰でありましょう。




 固形量:90g
 内容総量:290g
 原材料名:蒟蒻、メンマ、豚肉、米粉、味噌、豚脂、醤油、ポークエキス、砂糖、植物油脂、香辛料、食塩、野菜(にんにく、生姜)、りんご酢、みりん、ごま、酒精、セルロース、水酸化ca、着色料(クチナシ、カラメル)、調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤(V.E)
 原産国:日本