今日はナウい缶詰をご紹介。
GINZA SIXで買ってきた缶詰なのであります。
地下2階の「MEAT&GREEN 旬熟成」で売られていたもので、牛焼肉、牛しぐれ煮、タンドリーチキン、ハーブオイルチキンの4種があった。
今回は牛焼肉(ラベル表記は熟成肉缶)を開けようと思う。
なぜかと申すに、同店は熟成肉と無農薬有機栽培の野菜がウリなのだ。
だからこの牛焼肉缶にも熟成牛肉が使われているわけで、いわば同店の顔といってもいい商品だ。
お値段はなんと1,680円。期待(ハードル)が高まるではないか。
開缶!
何やらモダンアートのように見えるが、醤油ベースのタレに脂が浮いているのでこんな写りになった。
あらかじめ湯せんで温めれば良かった。すみませぬ。
あらためて湯せんで温め、器に盛りつけた。
見た目には焼肉というより、佃煮のようである。
この写真では盛りつけのためにタレを少しだけ注いだが、実際はタレがもっとたくさん入っている。
では、失敬してひと口...。
やっ。
肉の食感がぽろぽろしている。長時間加熱し、水分をしっかり飛ばしたときの食感である。
そこに甘辛いタレが染みこんでいる。
やはりこれは佃煮でありましょう。
世の中には牛肉の佃煮というものがあり、それがきっと、こういう味わいなのだと思う。
僕は食べたことがありませんが。
(牛肉を佃煮にするなんてもったいないという貧乏心から)
かくのごとし。
この缶詰の食べ方は、熱々のご飯に肉を乗せ、タレも一緒にかけてかっこむのがいいようだ。
このタレは、抜群にウマい。
いわゆる砂糖醤油の素朴な味だが、甘みがほとんどなく、醤油のきりっとしたしょっぱさが立っている。
すごく美味しいけど、すごくしょっぱいので、ご飯にかけるときは用心すべし。
内容総量:200g
固形量:100g
原材料名:牛肉、みりん(もち米、米麹、醸造アルコール)、醤油、砂糖、調味料(アミノ酸等)
原産国:日本(販売・フードイズム、製造・いわき遠野らぱん)
希望小売価格:1,680円