鮭がジロリと睨むパッケージ。迫力満点だ
2011年は、いろんな意味で心臓に良くない年だった。
「もっと自分の心臓が強ければ...」
こう願わずにはおれない年だった。
筆者は生来、気が弱い。脅かされるのが嫌いだし、ホラー映画なぞもってのほかである。
告白するが、[エクソシスト]をこれまで一度も観たことがない。
あの映画が日本で公開されたとき、どういうわけか家の近所の電柱に、ポスターが設置された。
幼い筆者は、そのポスターを見ただけで震え上がった。しかし買い物で必ず使う道だったので、夜などは数メートル手前からあらぬ方向を見据え、道の反対側を通ったのであった。
そういうわけで、強壮を願う筆者としては、2011年の締めくくりを鮭の心臓缶にしたいと思う。
開缶! 鮭の心臓はこんなカタチだったのか
数えてみると15個入っていた
即ち鮭15匹分である
かくのごとし。あらかじめ湯煎して温めてある。
甘辛く煮付けた煮魚の匂いがしていて、そこにレバーっぽい匂いが混ざった感じ。
そのまま食べてみると、しっかりとした歯応えがあって、ちょいと砂肝に煮ている。内臓っぽい臭みはあまりなく、なかなかウマい。
ただ、そのまま15個をつまむと飽きてくるので、すり下ろしたショウガと白髪ネギを加えてみた。
すると俄然、小料理屋で食べているような風味に変わった。やはり缶詰にはフレッシュな薬味が有効なんであります。
そこにさらに、最後はゴマ油を垂らして食べてみた。フレバーが変わることでまた違った魅力が出てきて、実にいい組み合わせとなった。
こうして筆者は、鮭の心臓15個を食べ尽くしたのであった。
我が心臓もきっと、強力な心臓に生まれ変わることでありましょう。
内容量:50g
内容総量:80g
原材料名:鮭の心臓、砂糖、還元水飴、ショウガ、醤油、みりん、唐辛子、調味料(アミノ酸等)
原産国:日本(札幌市・(株)北都)
参考価格:700円前後
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