いよいよ夏休みも最後の週末。
我が家の近くの公園でも、夏の終わりを飾る『お台場夏まつり』が開催されている。
筆者もそこにいって、模擬店を冷やかし、生ビールなぞ、ぐびぐびーっと飲んでみたい。
ところが現在、原稿書きの真っ最中なのだ。出掛けてはイケナイのだ。
「しかしだね、君」と、思わず独り言も出てくる。
「イカ焼きにかぶりついてさ、生ビールをぐびり。そんで焼き鳥を囓りとってさ、また生ビールをぐびりぐびり。あー、ものすごく美味くて楽しいだろうなー」と、想像は膨らむばかり。
これではいけない。何とかせねば。
そこでまずは腹を満たそうと、お茶漬けを食べることにした。
すなわち、本日の缶詰は紅さけ茶漬(の元)と相成った。
さあ、ぱかっと開缶。
柔らかそうなサケの身がぎっしりと詰まっている。
この缶詰を見つけたときは「おお、お茶漬けの缶詰だ!」とコーフンしたのだが、ご飯まで入ってるわけではないのだ。
考えてみれば当然である。
ともあれ、かくのごとし。
残りのご飯があったので鍋で煮て、そこに紅さけ茶漬(の元)、もみ海苔を乗せた。
それでは失敬しまして、いただきまする。
おう、大変に美味しいです。脂も程良く乗っていて、塩辛さがいい塩梅。調味料の旨味成分が後を引く感じであります。
そうして一気に完食したのだが、どこか満たされない思いが残るのはなぜだらう。
それは缶詰に対するものではなく、イカ焼きとか、ソースせんべいとか、生ビールぐびぐびに対する思いなのだらう。
さて、どうするか。お仕事を放擲して、夏祭りに行っちゃおうか。
でもこれで出掛けちゃったら、紅さけ茶漬けを食べた意味がないよなー。
内容量:90g
原材料名:べにさけ、植物油、食塩、調味料(アミノ酸等)
原産国:日本(販売:北海道、ストー缶詰)