缶詰blog

世界中の缶詰を食べまくるぞ!

夏だキャンプだ缶詰だ!

2006-07-29 14:35:10 | 缶詰キャンプ

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キャンプには缶詰がよく似合う
せっかくだからいろんなやつを持っていこう


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トマト缶を開けると、何故かひたすら煮込みたくなる
豆と豚肉を加えればすなわち、ポーク&ビーンズ


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やけどしないように、大きな木のスプーンで食おう
この美味さときたら、たまらないぜ!


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 焼き鳥缶を温めようと缶ごと焚き火に放り込み、爆発させた友人がいる。
 貴重な食料を吹っ飛ばさないために、必ずフタを開けてから加熱しましょう。


缶詰さんテレビに出る!

2006-07-22 04:57:54 | メディア

 先々週のこと。
 私のもとに、一通のメールが届いたのであった。

「缶詰ブログをTBSテレビでご紹介したいのですが、番組に出演していただけますか?」

 おお、読者諸賢よ! 私と缶詰たちが、ついにテレビに出ることになったのですぞ。

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 その番組とは、毎週土曜日にBS-iで放送されている
『BLOG@GIRLS』
というもの。失敬ながら、今まで観たことがなかった。

 さて、収録当日である。
 番組中、三つの缶詰さんを食べる企画があったのである。
 その栄誉に選ばれたのは、

 1、パンの缶詰
 2、スルメイカわた入り姿煮
 3、さつま芋のシロップ漬け

 という、堂々たるメンバーであった。
 ちなみに、3番のさつま芋のシロップ漬けは、まだここでご紹介していなかったものである。
 何となれば、この収録のために用意された缶詰さんなのであった。選抜隊の中でも、更に精鋭といったところ。

「頼むぞ」という気持ちになる。
「美味いと言ってくれ」と祈らずにはいられない。 

 進行を務めてくださったのは夏川純さん、食べてくださったのは辺見えみりさんとゲストの中川翔子さんであった。


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 パンの缶詰は好評であった。
「普通に美味しいねー」
 さすが実力者である。





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 収録の終わったあとで、えみりさんが「これ充分に一食分になるよね」と言っていたのが印象的であった。


 ところが、『スルメイカわた入り姿煮』がテーブルに出たとたん、翔子さんが
「グローい!」と叫びあそばされた。
 和やかな雰囲気は一変する。心臓が早鐘を打つ。
 考えてみれば、イカ墨の溶け出した黒い汁に、丸ごとのお姿で浸かっているスルメイカは、女性にはキビシかったのである。


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 不穏な雰囲気を変えようと
「僕はこれで飯を1合食いました」と胸をはってみたが、
「それは食べ過ぎですね」と夏川さんに失笑される始末。
 せっかくの晴れ舞台が台無しである。
 とほほである。
 ※「味はすごくいいね」とフォローしていただいた。


さつま芋のシロップ漬けは、いずれあらためてご紹介するつもりである。しかし、このスタジオでの評判はさんざんなものであった。
「金時イモの、パンチが欠けたような」byえみりさん。
 翔子さんは押し黙っていらっしゃる。
 夏川さんが困惑していらっしゃる。
 ますます焦らずにはいられない。
 しかし私もまだ食べてなかったので、その場で一緒にパクついてみたが...。


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 ( -_-)

 えみりさんの一言が、言い得て妙。
「甘いなら甘い、辛いなら辛いでハッキリしろ!」と苦言を呈したくなった。
 しかし苦言を呈してみても、事態は一向に改善しないのである。
 何かいたたまれない気持ちになり、思わず三人に
スミマセン」と謝ってしまった。
 たかがイモの缶詰のおかげで、いい大人が卑屈になってしまったのである。 
 しかし、飲み込む時の感触は、まさにサツマイモであった。あの、喉に“ぐぐっと”詰まる感じが、きちんと味わえた。
(ただ喉に詰まっただけだけど...) 

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 自分の出番が終わった後も、何となくスタジオ内を徘徊していた私。
 スタッフの方は皆さんとても気さく。
「写真はブログで遠慮なく使ってください」とおっしゃった。


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 気分を切り替え、ややずうずうしくもなり、記念撮影を願い出る


 缶詰さんが日の目を見ることが出来ました。放送は7月29日(土)の夜9時からであります。 
 Oi Corporationをはじめ、関係各方々、感謝多謝です。

追:この記事は『BLOG@GIRLS』“第5回 予告動画”にトラックバック。
「業界掟破りの予告ムービー」に、少しだけワタクシが映っております。
追:番組を観てくださった『毎日、あらし日和』さんの
“数年に一回は耳かきをして血を出します。それが今日でした”
にもトラックバック。


缶詰賛歌

2006-07-15 16:21:29 | 缶詰考察

 何故(なにゆえ)、缶詰が好きなのか?



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パッケージデザインが可愛いし


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いつでも、どこでも食べられるし


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「このブリキの中に食い物が入っている」
これがなんと言っても面白いところ
魅惑的な異国の食い物も入手可能ですぜ





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それにしても缶詰さんよ、あなたは野外生活がよく似合う

 


鹿肉の罐詰

2006-07-04 09:07:58 | 

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「鹿肉って食ったことある?」と悪友Aが尋ねる。
「ないねえ。いつか食ってみたいねえ」と私が答える。
「アメリカ人には鹿肉を好む人が多いらしい。牛肉なんかよりずっと美味いんだそうだよ」とAが続ける。
 電話での彼の声には、何故か笑いをこらえているような雰囲気が感じられた。
「ほほーう! そりゃあぜひとも試したいもんだ」その微妙なニュアンスを取りあえず無視し、私は快活に答えた。
「本当に食いたいか?」
「食いたい。しかし滅多に食えないだろう」
「実はな...」
 タバコの煙を吐き出す音が、受話器越しに聞こえた。Aはヘヴィースモーカーなのである。
「あるんだよ、鹿肉が」
「なんですと!」私は思わず大声をあげる。
「オヤジの友人がな、仕留めてきたらしい」
「え...?」たちまち私は小声になる。
「だから新鮮このうえない食材だ」
「ふ~むむ...」
「ともかく罐詰として送るからさ、食ってみたまえ」
「...」


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 というわけで送られてきたのが、ハンドメイドの鹿肉罐詰。Aの手によるパッケージデザインは秀逸である。
 しかし、肝心の中身の画像を披露する勇気を、私は持たないものである。
“仕留められた”鹿肉は予想よりも濃い色合いで、黒々とした鮮血にまみれていた。そして、あろうことか、腐敗しているようなのだ。物凄い臭気である。
「おい、鹿肉が届いたがね」私はAに電話を掛けた。
「おお、食ったか。どうだ?」
「食ってない」私は子機を持ったまま、換気扇をつけて窓を開け放った。
「腐ってるぞ、これ。クール便で送らなかったのか?」
「え? 腐ってた? なーんだ...」
「だからさ、どうして冷凍の状態で送らなかったんだよ」
「いつも利用するコンビニでな、クール便を扱ってなかったんだよ。面倒くさいからそのまま送っちゃったんだ」
「...」
「でもな、オヤジが言ってたよ。ケモノ臭がすごくて、元々喰えたもんじゃないって」
「...」
「解体の方法が悪かったんじゃないかね」
「...」
 と言うわけで、私の鹿肉デビューは、当分先の話しになりそうである。