読者諸賢よ!
この瓶詰をよーく見ていただきたい。
見た目は海苔の佃煮そのものだが、ラベルに“海苔屋の夢”と書いてある。
夢というのは、一体、どんな夢だろうか。
それに、“のりジャム”とは一体何だろう。
「海苔の佃煮なら知ってるけどな。ありゃ、あれだ。飯のお供だろ」
「そうそう、あのしょっぱい味付けが白飯に合うな」
「酒の肴にもその、ちょいといいやね」
これが世間一般の、海苔の瓶詰へのイメージだ。
しかし、これはジャムだという。
ジャムというからには甘いのだろうか。
その甘い海苔を、食パンに塗ったり、ヨーグルトに混ぜ込んだりするのだろうか。
どうも想像し難い。
これは千葉在住のニシカタ氏が送ってくれたもの。缶謝多謝です。
開瓶! 見た目は海苔の佃煮そのものだ
磯の香りも海苔そのもの。ホントにジャムなのか?
かくのごとし。
海苔をヨーグルトに乗せるのは、生まれて初めてである。
まったく味の予想が出来ないまま、失敬してひと口...。
ふふふ。
あっははは。ナンだ、これ。
味はリンゴジャムそのもの。甘酸っぱいです。
しかし、鼻から抜けるかほりは、あの香ばしい海苔のかほりなのであります。
未体験すぎる味に笑ってしまう。あっははは。
そして、その不可思議な味を確認したくて、また食べる。
するとまた、笑ってしまう。
そうかそうか、海苔屋の夢とは、人類を笑わせ幸せにすることだったのであります。
わっはははは。
内容量:100g
原材料名:リンゴ、砂糖(甜菜糖)、ブドウ糖果糖液糖、のり、レモン果汁
原産国:日本(販売・千葉県富津市 まごころ一級屋)