缶詰blog

世界中の缶詰を食べまくるぞ!

やあやあ、缶詰さんがやってきたぞ

2009-03-31 17:17:04 | イベント・講座

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 最近、ブログ仲間となった『缶詰まにあくす』のSotomichiさんから、どばっと缶詰をいただいちゃったのだ。嬉しくて死むそうなのだ。
  最初は、ドイツ製のチーズバーガー缶をわけて欲しいなーと、そこだけお願いしたのでありました。そうしたら、こんなに充実した詰合せセットをくださったんです。
 Sotomichiさん、ありがとうです。
 これらはゆっくりとリポートしていきますです。
 そして、読者諸賢よ!


Cansnight508

 いよいよ来月、『缶詰ナイト2』が開催されるんであります!
 お暇な方も、お暇でない方も、ぜひ参加されたし!


白飯うぐうぐ(たくあん缶と煮豚缶)

2009-03-19 13:18:29 | 

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本日はG3さんにいただいたたくあん缶と
dii-chaiさんにいただいた煮豚缶が登場

 白飯をわしわしと食べる。
 こんな幸せなこともありません。
 味付けの濃いおかずを口に入れて、口中が塩辛くなったあとに、白飯を大量に投入する。
 うぐうぐと咀嚼していくと、ほのかに甘みのあるご飯の合間に、快哉を叫ぶように顔を出すおかずたち。
 味の色彩と揺曳。
 これは白いご飯だからこそ、味わえるのであります。
 そこでふと、気になった。
 他の国ではこういう食べ方をしてるのだろうか。



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これが煮豚缶 久しぶりの中国製だ
当然のことながら中国語表記

 例えば韓国でもご飯を食べるけど、いろいろと混ぜこんで食べている。
 ブラジルでもご飯を食べるが、おかずと同じ皿に開けてネコ飯状態で食べている。
 ヨーロッパでもご飯を食べるが、パエリヤとかリゾットとか、あるいはサラダの具にして食べる。
 てことは、おかずとご飯の完全分離主義は、やはり我が国だけなのか知らん?



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開缶!っと、すごい脂の量(大根おろしではない)
この脂を捨ててからレンジで温める

 ところがここで、意外な伏兵が登場するのであります。
 それはパン。
 ところは、イタリアのトスカーナ州。
 ここはフィレンツェとかシエナが含まれる、イタリア半島北部の地域であります。



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以前もご紹介した自衛隊缶のたくあん漬け
スーパーにあるなんちゃってたくあんとはステージが違う
凄まじい臭気を発するツワモノである

 彼の地のパンは塩分を加えずに作るため、味がほとんどない。
 つまり、あんまり美味しくはないパンなのだ。
 そんなものをどーするのか。
 読者諸賢のご賢察通り、このパンがご飯の役割を果たしているわけです。
 スープや肉、豆などの料理を口に運んでは、この味のないパンを口にする。
 完全分離主義なのであります。
 このパンは、味がないとはいえ、美味しいものはやはり美味しい。素朴な味がとても魅力的だ。
 我が国の米だって、あまり味はしない。そして美味いのもあれば不味いのもある。
 どーでしょう、状況が似ていると思いませんか。



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 かくのごとし。
 写真と本文の完全分離状態も、ここで合致するのであります。
 昼飯にうぐうぐ食いをしようと思ってこの両者を開けたわけだが...。
 煮豚が、ケモノ臭いです。
 豚臭いといってもいい。
 皮が臭いのか、脂身なのか、肉なのか。それぞれ食べ分けてみたけれど、どうも分からない。
 しかし、確かに臭い。
 そこで、豚肉を食べた後でたくあんを噛んでみる。
 すると、このたくあんがまた臭い。
 だけど美味しい。
 昔むかしのたくあんのように遠慮のない臭気。そいつが煮豚のケモノ臭を凌駕しております。
 そうして白飯約1合を、しっかりと完食したのでありました。




 紅焼猪肉(煮豚缶)
 内容量:125g
 原材料名:豚肉、醤油、砂糖、香料
 原産国:中国

 たくあん漬
 内容量:表記なし
 原材料名:乳酸(とだけ書いてある)
 原産国:日本、防衛省




スパム缶 ヒッコリースモーク

2009-03-05 23:05:07 | 

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 春の陽気が感じられる、弥生月。
 ちょいと珍しいスパム缶を開けてみようと思う。
 ヒッコリースモーク・フレバーと書いてあるから、燻製風の香りづけがされているバージョンでありましょう。
 それにしても。
 スパム缶って、様々な種類があるんですね。
 それに呼応するがごとく、スパム缶には強烈なマニアがいることも確認されているんであります。
 彼らは缶詰マニアなのではなく、あくまでもスパム缶のマニアなのだそうです。



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 さ、ぱかっと開缶。
 この肌色というか、リカちゃん人形色というか、そういった人造的な色合いが素敵。
 色だけ見てると魚肉ソーセージにも見えます。



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 缶から出すと、ますます人色的。
 しかしこういう色合いの食品に、筆者はノスタルジアを想起させられるのだ。
 それは幼少の頃。
 妹と二人で林に分け入り、火遊び焚き火をして魚肉ソーセージを炙った記憶であります。
 そうして秘密基地をあちこちにこしらえたものでした。



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 かくのごとし。
 記憶に埋没していたら、翌朝になっておりました。
 スライスしたスパムをフライパンでじっくりと加熱すると、大量の脂が出てくる。
 そいつを厳かにペーパータオルで吸い取ってみましょう。
 何かこう、静謐な生活を送っているやうな気がしませんか。
「脂に気を遣うなんざ、オレも歳をとったものだ」
 このことです。
 そうして、カリンカリンに焼けたところをパンに挟んで頬張ってみましょう。
 やっ、予想以上に燻製臭が強いですね。
 ちょいと燻製ソーセージを食べてるような気にもなってくる。
 味付けのほうは、普通のと同じく塩分強めですね。ふむふむ。
 うーん、せっかく寂寞を感じて遊んでいたのに、舌と鼻はこうして貪欲に働くのであります。
 静謐な生活なぞ、まだまだ遠い向こうの存在であります。




 内容量:340g
 原材料名:ポークハム、チキン、水、塩、ポテトスターチ、砂糖、ヒッコリースモークフレーバー
 原産国:米国