缶詰blog

世界中の缶詰を食べまくるぞ!

9/1(土)は缶詰フェスティバルへ♪

2012-08-26 12:48:58 | イベント・講座

 読者諸賢よ!
 9月1日といえば防災の日。
 この日、公益社団法人・日本缶詰協会では例年『缶詰フェスティバル』を開催しているのだ。
 今年は秋葉原で開催が決定した。
 筆者もステージショーなど繰り広げるので、ぜひ遊びに来て欲しいのであります。

 ♪公式サイトはこちら



20120826fair2400
会場イメージ(過去の同フェスティバル)


 日時:9/1(土)、11時スタート~16時半終了予定
 場所:ベルサール秋葉原 1階 HALL


 筆者の登場予定は

 11:15~11:45 ステージでトークショー
 11:45~12:15 ステージで企業ナマCM(コメンテーターで登壇)

 12:30~13:00 ステージでトークショー
 13:00~13:25 ステージで企業ナマCM(コメンテーターで登壇)

 14:15~14:45 ステージで企業ナマCM(コメンテーターで登壇)
 15:30~15:55 ステージで企業ナマCM(コメンテーターで登壇)

 という予定。
201204102_2
 なおトークショーには女優・車地瑞保さんも特別ゲストで登場決定!
 この人は缶詰の魅力にハマってしまい、個人的に缶詰のPRをしてくれてる奇特なお人なのだ。
 女子缶詰ユニットCanGirl(略してカンギャル)のメンバーでもある。




20120823img_2751
缶詰博士レシピの試食もあり♪


 この他にもおもしろコンテンツ盛りだくさん。

 ★缶詰瓶詰レトルト食品を使った「ご当地レシピ」コンテスト&試食
 ★秋葉原の缶詰バー「缶's Bar」特別出店
 ★オリジナル缶詰づくり
 ★メイドさんが仕切る缶詰ジャンケン

 などなど、一日遊べるイベントなのであります。
 参加者求ム!






スペインのウニ缶

2012-08-11 17:20:01 | 魚介

1
パッケージがキュートである

 身体に悪いものほど、美味しい。
 コレステロールとか、プリン体とか、脂肪とか、高カロリーとか、そういうのをたっぷり含んだものほど、美味しい。
 身体に悪いと知りつつ、
「こたえられない...」
 罪悪感を抱きながら、ついつい食べてしまう。
 ただし、いくら美味しくても、そうそう食べられないものもある。
 ウニなどは、その代表ではないだろうか。
 筆者など、一度でいいから、分厚くウニを敷き詰めたウニ丼なるものを食べてみたいと思っている。
 思ってはいるが、一度も実行していない。
 なぜなら、値段が高いからであります。それも、「時価」なぞという恐ろしい表記になってる時もある。
 時価は市井の人々の敵であります。
 何事も市場次第、店主の気分次第で価格が形成される。運を人の手に任せて生きていくようなものだ。
 筆者はそんな生き方、ごめんである。

 では、時価を気にせずウニを食べる方法はないのか。
 定価が表示されている市井の味方はないのか。
 読者諸賢よ、それがあるのです。つまりウニの缶詰を食べればいいのだ。




2
原材料はウニと塩と水のみ

 今回ご紹介したいのは、スペインのポルト・ムイニョスという会社が出しているウニ缶。
 内容量50gで1,575円という値段だが、これが果たして高いか安いか。




3

 いざ開缶!
 色合いが実に自然であります。
 オレンジの濃いところ、薄いところ、ワタか何かの黒っぽいところなど、ウニをほじって取り出したままのように思える。




4

 いつになく“箸上げ”も撮っちゃう。
 値段が高いから、筆者の心も少々うわずっている。
 この持ち上げた部分を、待ちきれずパクッとやってみた。
 むっ...。
 塩味の塩梅よく、身には甘さがある。粒々感も少々、残っている。
 驚くべきは香りの素晴らしさだ。
 鼻から抜けていくその香りはまさしくウニ。それも、加熱したとは思えないほどウニと磯の匂いが残っている。




5_2

 かくのごとし。
 夏らしく、剥いた枝豆と一緒に盛りつけてみた。
 ウニの甘さ、塩辛さが枝豆の歯応えや芳香とよく合う。
 時折、すり下ろしたワサビをつけても美味しい。
 こうして筆者は、チビチビと、三日間にわたってウニを堪能した。
 そう思えば1,575円は、安い安い。




 内容総量:50g
 固形量:45g
 原材料名:ウニ、水、塩(欧米の缶詰は水も原材料表記するのだ)
 原産国:スペイン(輸入販売・東京ATS-FOOD
 参考価格:1,575円(税込)







さんま柚子みそ煮

2012-08-01 09:03:32 | 魚介

20120727img_2648
高木商店のさんま柚子みそ煮
昨年、水産庁長官賞を受賞した缶詰だ

 最近、柑橘類に凝っている。
 それも、レモンやライムなどの酸っぱいやつ。
 柑橘類に包丁を入れる瞬間はいつも、胸のときめきを覚える。
 鮮やかな外皮と、真白き内皮。果汁の透き通った酸味は、いかにも陽をいっぱいに浴びて育った健康な子供のやうだ。そこにやや青臭ひ野生の匂ひも混じつてる。
 はて、思はず文語的表現になつている。
 きつと梶井基次郎先生のせいだらう。
 レモンやライムもいいが、我が国には柚子、スダチ、ダイダイ、カボスなど、意外と柑橘類の種類が多い。
 それらを使った料理もたくさんある。
 そこで本日は、柚子味噌で煮込んだサンマの缶詰をご紹介しようと、こう思ふのであります。




20120727img_2645_3
まずは湯煎。小鍋に湯を沸かし、沸いたら火を止める
そこへ開缶前の缶詰を投入して1分。引き上げる




20120727img_2651
触れるぐらいに缶が冷めたら開缶!
筒切りのサンマがぎっしりだ



20120727img_2654

 かくのごとし。
 これで白い飯をがつがつと食べたい欲求が湧き上がってくる。
 その欲求をひとまず抑えて、ひと口...。
 味噌が甘い。とても優しい味付けだ。
 そこに柚子の清涼な苦みがわずかに乗っている。飲み込んだあとは鼻から香りが抜けていく。
 刺激的ではなく、実にノスタルジックな味。まるで幼時に、祖母に作ってもらった食事のようなのだ。
 夏の昼間など、この缶詰ひとつで昼食は充分かもしれない。あとは香の物でもあればいうことなし、であります。




 固形量:130g
 内容総量:180g
 原材料名:さんま(国内産)、砂糖、みそ、ゆず、本みりん、でん粉、生姜、食塩
 原産国:日本(茨城・高木商店