缶詰blog

世界中の缶詰を食べまくるぞ!

戦時下の缶詰 

2007-11-25 13:17:23 | 缶詰考察

Hirosima500

 広島平和記念資料館で見つけた缶詰。
 金属不足の状況のもと、陶器で作られております。
 しかしちゃんとした缶詰のようで、底面には「特許真空」という文字が見えます。

※この記事は時空を超えて『缶詰まにあくす』の“戦時中の缶詰代用品について”にトラックバ~ック!


缶詰料理の悩み

2007-11-01 13:14:15 | 魚介

Squid6400
ライムを切るのは、なぜか心ときめく

 普段の生活において、
「缶詰? あまり食べないねえ」Squid3300_2
 とおっしゃる方は、けっこう多いのではないですか。
 さんま蒲焼缶とか、サバ水煮缶とか、
「そういうの毎日食ってるよ」
 とおっしゃる方は、むしろ少ないのではないですか。
 何だか文章が変ではないですか。
 しかしここまで書いたのだから、このままでいいんでないですか。
 普段、あまり缶詰を食べていない人は、さんまの蒲焼缶なんてものが、珍しさもあって美味しく食べられるようです。
 あっつあつのご飯に乗っければ、それだけで立派なさんま蒲焼丼となるわけです。
 同じように、サバ水煮缶も、白菜とともにサバ鍋を作れば、それなりに美味い。
 しかし、上記のような
「オレは毎日、缶詰ばっか食べてるよー」
 という敬愛すべき人物にとって、缶詰の料理というのは案外難しいのであります。
 ちょいと凝って、さんま蒲焼に片栗粉をつけて、苦労して竜田揚げにしたところで、二回目には飽きてしまう。
 調理済みの缶詰というのは、独特の風味があるのです。
 それは加熱しようが冷却しようが(それはないか)、最後まで残りやすい。
 このことを、缶詰業界では
「缶詰料理の壁」
 と呼んでいます(ウソです)。




Squid1400
本日はタイの缶詰さん
イカを何やらしたものらしい




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うおっ 凄まじい辛さを予感させるかほり




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白菜の柔らかいとこをちぎって
そこに缶詰を汁ごと投入



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ふと思いつき、かぼちゃをふかしたのも投入


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 かくのごとし。
 本日は白菜のサラダwith名も知らぬタイの缶詰。
 この缶詰は、ブログ仲間のchai-diiさんが現地で買ってきてくれたもの。
 缶詰blogが常に新しい缶詰をご紹介できるのも、こういう仲間の協力があったればこそ、であります。
 さて、今回のお料理は壁を突破できたのか。
 缶詰自体が珍しいものだったので、無事突破したようです。
 レモングラスの利いた辛い汁に、小さなイカがたっぷりと入っている。
 その辛みと旨味を、白菜が吸収しております。
 かぼちゃの甘みがいいアクセントであります。
 最終的には、オリーブオイルとライムを加えて、完成となりました。
 缶詰料理というもの、ゆめゆめ最後まで油断するべからず、でないですか。



 内容量:タイ語のため不明
 原材料名:タイ語のため不明
 原産国:これは分かるぞタイランド




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