缶詰blog

世界中の缶詰を食べまくるぞ!

イベント「缶謝祭」開催! 缶詰メーカー7社が集合 

2019-11-10 10:23:41 | 日記

読者諸賢よ!

ポルトガル缶詰旅の記事を放置したままでありますが、いずれ続きを書くとして。

11月7日に経堂「さばのゆ」で行われたイベント「缶謝祭〜もっと世界に缶動を!」の報告をしたいのであります。

このイベントは缶詰専門のネット新聞「みんなの缶詰新聞」の発刊一周年を記念して行われたもの。

記事掲載にいつもご協力いただいているメーカーさん7社が集まり、一般のお客さんとの交流を楽しんだのだ。

 

ご協賛いただいた缶詰たち。左上から右に順番に...

・ホテイフーズコーポレーション / からあげ和風醤油味

・マルハニチロ / いわしレモンスープ&いわしトマト煮

・SSKセールス / うまい!さば塩糀煮

・トーヨーフーズ / どこでもスイーツ缶・カップケーキ(3種類)

・マルハニチロ / ラ・カンティーヌ サバフィレ

・トーヨーフーズ / どこでもスイーツ缶ミニ・チーズケーキ(タテに並んで3種類)

・(左に戻って)極洋 / いわしのトマトパッツァ

・マルハニチロ / 機能性表示食品・減塩さんま蒲焼

・高木商店 / 寒さば水煮

・明治屋 / おいしい缶詰・牛すじ肉の赤ワイン煮

・高木商店 / ねぎ鯖・味噌だれ&焼き鯖のアヒージョ

 

で、それらを使ったピンチョス(おつまみ)は...

極洋 / いわしのトマトパッツァを使ったスペイン風オムレツ

レシピはこちらにアリ

 

高木商店 / 焼き鯖のアヒージョを使ったピンチョス

 

 ホテイフーズ / からあげ和風醤油味はレモン&パセリ添え

 

 

 マルハニチロ / さんま蒲焼はクラッカー&とろろの上に乗せております

 

SSKセールス / うまい!さば塩糀煮はEVオリーブ油と黒コショウをかけてバゲットON

 

トーヨーフーズ / カップケーキはみなさん自ら開けて試食

 

ご協賛各社を紹介。

SSKセールスの魚介缶を造っている宮城県気仙沼市の「ミヤカン」には、必殺魚買付人の三浦氏がいるのだ!

(撮影 Akiko Sonekawaさん)

 

 

メーカー担当者とのクロストークもあり。こちらはSSKセールス藤原さん(中央)と秋山さん(右)

 

中央はホテイフーズ物江さん。右が松本さん

同社は来年、やきとり缶の発売50周年を迎えるんであります。

 

最後はみんなの缶詰新聞編集長・須田泰成さんとトーク。

須田さんは伝説のコメディ集団「モンティ・パイソン」が公認するコメディ研究者でもある。

著書は「モンティ・パイソン大全」など多数。

(撮影・Akiko Sonekawaさん)

 

普段はライバル同士とも言えるメーカー担当者たちでありますが、集まってみれば話が弾む弾む。

みなさんに課題や悩みなどの共通点があり、それを共有できたことが「とても良かった」(某メーカー担当者)。

次回開催を臨む声もいただきましたので、さっそく企画しております。

一般のお客さんも参加可能! 笑いあり涙ありのイベントでありますぞ!


もうすぐ発売! 博士監修のくじら和ヒージョ缶!

2017-03-02 08:58:37 | 日記

「くじらの赤身肉はぜったいアヒージョに合う」と、確信しておりました。

それを木の屋石巻水産に提案申し上げ、さらにオリジナリティを追求するため「和」テイストを加えてもらい、ついに缶成したのが

「くじらの和ヒージョ」缶。

分厚い赤身肉をエクストラバージン・オリーブオイルに漬けており、そのオイルには厚削り節と干し椎茸、にんにくを加えてある。

味付けは塩と醤油、唐辛子。

今回はラベルも描かせてもらいました。昨日、そのデザインの第一稿が上がってきたところです。

(画像は試し書き段階)

間もなく発売予定の、木の屋石巻水産「くじらの和ヒージョ」。ぜひご賞味くだされ!

 

 


缶詰ラベルの原画

2016-11-05 10:11:30 | 日記

静岡にある「フェルケール博物館」で見せてもらったツナ缶のラベルの“原画”。

魚種はカツオのようで、その生前のお姿がいきいきと描かれている。

とはいえ、描写がリアル過ぎないところがいい。とくに目玉の光点が斜め上に入っているせいで、カツオ君がお茶目に見えてくる。

じっと見ていると微笑んでいるようにも思える。

その横に描かれたのはツナ缶の中身だ。魚肉が切り株状に詰められているから、缶界でソリッドとかファンシーと呼ばれる形状である。

 

原画を見たのは初めてのことであります。

おそらく昭和20年代頃のものだと思うが(同時期のラベルに似たような絵が多い)、製作年は書かれていないから正確には判らない。

こんなにきれいな状態のものは、日本中探してもほとんど残っていないと思う。

貴重な経験が出来ました。缶謝です!