庭物語

庭に咲くハーブや草花の様子を綴ります。
管理者はミントです。

桜の落ち葉染め

2008年11月22日 | 手作り
きょうは晴れてはいたものの風が強かったです、庭の紫玉の鉢植えが倒されていました。夕方には風もおさまりましたが明日はどうでしょう・・なかなか天気と予定がうまく合いません。

やっと今朝、時間ができたのでここ数日夜な夜な染めていた布たちの写真を撮ってみました。


桜の落ち葉1、2番液を混ぜて染めました。みょうばんで媒染したものです。
全部木綿ですが中央のハンカチは化繊で刺繍してあります。あとはレースもタオルもガーゼのマフラーもやさしいオレンジ味を含んだピンクに染まりました。
1番液を混ぜないで2番液だけで染めたらどんな色だったかなあ、とあとから思いました。


3番液で染めた綿布です。実際はもう少し明るいピンクなのですが。
同じ綿でも糸の太さや織り方でずいぶん違った印象の染め上がりでした。下の方の濃い色の2枚は以前染めたコースターが薄い色だったので一緒にまた染めてみたものです。左がみょうばん右が鉄で媒染したものでしたが今回は桜の液で染めただけです。


こちらは最後にまた別の場所で拾った桜の葉で染めたものです。今回は1番液はきっぱりと捨てました(笑)2番液でそれぞれを染めました。
光の加減のせいでしょうか赤っぽく見えますが実際はきれいなピンクです、底にいくらかオレンジを含んでいるように思います。


3番液で染めました。手前のタオルとガーゼのマフラーは木綿ですが奥の2枚はシルクのストールとハンカチです。そろそろ黄色の色素がなくなってシルクはきれいなピンクに染まるかも・・なんて想像していましたが見事に淡いオレンジ色になりました。シルクは黄色の色素が定着しやすいのでしょうか?透明感のある美しい色です。


着物の裏地の絹も染めてみました。みーばあさまに教えてもらった花模様をつけてみましたがこれでいいのかわかりません。花びら6枚のかわいい模様ができました。


4番液で染めました、まだ色素が残っているんですね。
桜の葉を煮出した液は初めは濃い紅茶色でしたが回数を重ねるごとに薄くなってきました。4番液ではかなり透明な薄い紅茶色でしたがまだピンクに染まりました。

写真は撮っていませんが夕べは残していた4番液でシルクを染めましたがきれいなオレンジシャーベット色になりました。枇杷の実の優しい色のようです。

布の素材ごとに容器を別にして染めるので手間と時間がかかります。同じ布を何度も染め重ねたらどんな色になるのかなぁ、なんてぼんやり考えました。

5番液もとってあります・・・さてこれから染める気力があるかな・・・。
アップルミントとガマズミは後日アップしますね。

コメント (4)
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