このページを見つけたときはドキッとしました。私はおっちょこちょいで早とちりで、思い込みが激しいので、きっとこれは何かの間違いだ、あんまり賢治さんのバラのことばかり考えているから目の錯覚に違いない・・・と思いました。
でも、本の天地を逆にして何度見てもRose と見えます。
もう夢中で一つずつ見て行きました。
どれもありそうだけど私が持っているのに載っているのはProsperityだけのようです。Queenとあるのは何でしょう。クイーン・エリザベスは1954年に作られていますから違いますね。オールドローズに何種かQueenと付くのがありますが当時どんなものが輸入されていたのでしょうか。
バラに和名が付けられて売られていたときにわざわざ賢治さんは英名で書いています。ということは外国のカタログを見ていたのではないかと思うのです。
当時イギリスのサットン商会のカタログは数百種類の写真入り草花を紹介していたといいます。そして賢治さんはサットン商会からも西洋野菜や花の種を購入していたらしいです。このカタログを取り扱っていたのは日本橋の本屋、丸善と横浜植木商会だったようです。調べてみたら横浜植木商会は明治23年に創業し日本人商社で初めて植物類の輸出入業務を行なったところのようです。ということは昭和の初めに賢治さんがここから和名の付いていないバラを買ったと考えられるのではないでしょうか。もちろんノートの他のページには日本の種苗会社の名前もたくさん書いてあるので違うところで買った可能性もありますね。まだまだ調べることがたくさんあって考えがまとまりませんが少し賢治さんが身近に感じられてきました。
でも、本の天地を逆にして何度見てもRose と見えます。
もう夢中で一つずつ見て行きました。
どれもありそうだけど私が持っているのに載っているのはProsperityだけのようです。Queenとあるのは何でしょう。クイーン・エリザベスは1954年に作られていますから違いますね。オールドローズに何種かQueenと付くのがありますが当時どんなものが輸入されていたのでしょうか。
バラに和名が付けられて売られていたときにわざわざ賢治さんは英名で書いています。ということは外国のカタログを見ていたのではないかと思うのです。
当時イギリスのサットン商会のカタログは数百種類の写真入り草花を紹介していたといいます。そして賢治さんはサットン商会からも西洋野菜や花の種を購入していたらしいです。このカタログを取り扱っていたのは日本橋の本屋、丸善と横浜植木商会だったようです。調べてみたら横浜植木商会は明治23年に創業し日本人商社で初めて植物類の輸出入業務を行なったところのようです。ということは昭和の初めに賢治さんがここから和名の付いていないバラを買ったと考えられるのではないでしょうか。もちろんノートの他のページには日本の種苗会社の名前もたくさん書いてあるので違うところで買った可能性もありますね。まだまだ調べることがたくさんあって考えがまとまりませんが少し賢治さんが身近に感じられてきました。