朝から一日中冷たい雨が降り続きました、いえ、まだ結構激しく降っています。
気温は朝が7度、最高が10度でした。
今日は写真を撮れなかったので昨日の庭のハーブを紹介します。
昨日の画像も暗いですが・・・プリムローズ(イチゲサクラソウ)が咲きました。
桜の花のような形と淡いクリーム色がたまらなくかわいいです。
落ち葉が積もったちょっとジメッとした場所が好きらしいです・・日本の山野草と同じような環境がよく育つのでしょうかね。
一株しかないのですがなかなか株分けできるくらい大きくなりません。
枯れたらどうしよう、そう思うと地植えする勇気もなくて・・。
プリムローズは花茎1本に花がひとつだけ付きます(プリムラ・ウルガリス)。
花は上を向いて咲きますね。
花の砂糖漬けを作ってみたいと思っているのですが。
カウスリップ(キバナノクリンザクラ)もやっと咲き始めました。
プリムローズよりこちらの方が私の庭の環境に順応してくれたみたいでぐんぐん育ちます。
この前までは枯れた葉の中に新芽が埋もれていたのにもりもり葉っぱが育つのをみるだけでも元気がもらえます。
カウスリップは横向きかやや下向き。
毎年やってみようと思いながら春になると思い出すのはこの花の蜜を吸ってみること。
何度も紹介しているアリソン・アトリーの「農場にくらして」では小さな女の子のスーザンが野原でこの花を摘みながら蜜を吸ったりする場面が出てきます、甘いんだって。
今年こそ忘れないでやってみましょう。
そのお話の中でスーザンとお母さん、お手伝いのベッキーが一日がかりでカウスリップの花摘みをします。この花で自家製のカウスリップワインを造るためですが、スーザンはたまにカウスリップの群れの中にオックスリップの花を見つけます。
これはオックスリップ(プリムラ・エラチオール)です、優しい色合いの下向きの花ですね。
スーザンはカウスリップの中の王様オックスリップを見つけると空高くかかげて目を閉じて願い事をします。
「子馬がもらえますように、
髪の毛が巻き毛になりますように、
妖精を見られますように。」
オックスリップは、流れ星や、新月や、白花のブルーベルや、その年はじめて鳴いたカッコーや四つ葉のクローバーなどの仲間で、人の願い事をかなえてくれる力をもっていました。
とあります。
私は何を願いましょう?
一株しかないこの花が枯れずにいつまでも庭で咲いてくれますように・・・かな。