お役立ち情報ブログ

日々の生活やビジネスにおいて役に立ちそうな情報を収集、公開しています。

お金持ちが実践する「稼ぐ子」の育て方とは

2021年10月20日 05時56分13秒 | 教育
本当の意味で自立した豊かな人生を送るために、小さい頃からどのような能力を磨いておけばよいのか。私が子育てにおいて重視している「稼ぐ大人になるための土台作り」についてお話します。
私が子育てにおいて重視しているのは、「稼ぐ大人になるための土台作り」です。

 

小さい頃から磨くべき能力は、「稼ぎ」につながる力
「稼ぐ」とは「人や社会の役に立つ」ということですから、世の中の問題を発見し、それを解決する能力が求められます。つまり、「課題発見能力」「新しいことに挑戦する姿勢」「問題解決能力」が必要です。
また、今までに成しえなかったことを実現させるから稼げるわけで、それは「自分の頭で考える力」「自己責任で判断する度量」「現状に甘んじないイノベーション志向」「困難にもめげず進める精神力」につながります。

さらに現代の子どもたちは、物心がついたころからインターネットがあり、スマートフォンなどのデジタルデバイスがあり、SNSがある時代ですから、「世界とつながる」ことが当たり前の価値観になっているでしょう。

ということは、文化や価値観が異なる人たちと「協創できるコミュニケーション能力」も必要で、彼らを率いたり束ねたり動かしたりする「グローバルなリーダーシップ」も求められます。その結果が、収入に反映されるわけです。

そして、これらの能力を高い次元で獲得できれば、人生で直面する大抵の問題は乗り越えられるし、人生に絶望するという場面も減るでしょう。

稼ぐ自信は生きる自信につながる
私自身、サラリーマンを11年(2回転職)、会社経営を6年経て、今は個人事業主として働いています。起業してからも紆余曲折だらけで、会社を作っては潰し、作っては潰しを何度も経験し、資産や収入がほぼゼロになったこともあります。
そこから復活してきたこともあり、どうすれば稼げるか稼げないかもわかります。だから今は何をやってもうまくいく自信があります。

この境地に至ったのは40歳ごろと遅咲きではあったものの、今は悩みも不安もなく、好きな仕事だけをし、好きな人だけと付き合い、毎日自由に過ごしています。

労働時間は1日2~3時間ですが売上は毎年右肩上がりで、若いころのような「手帳は真っ黒、でも通帳は真っ白」という状態から、「手帳は真っ白、でも通帳は真っ黒」になったのです。そしてここまでくると、もはやお金で何かを諦めるということがありません。

家政婦やベビーシッターを雇うこともできるので、時間すら生み出すことができます。友人や親、兄弟に頼らなければ困るという事態も起こらないし、防犯や災害時の備蓄も万全なため、近隣と気を使ってまで仲良くしなければならないということもありません。

さらに、稼げていれば他人から何を言われようと、どう思われようと気にならなくなります。私はこのようにネットでコラムを書いていることもあり、ときどき炎上することもありますが、まったく気になりません。

批判や非難を受けたとしても、「そんなに言うなら、あんたはいくら稼いでんの?」と返す余裕があるからです(もちろん実際にはそんなことは言いませんが)。

稼げるようになれば、学歴のことなど誰も気にしないし、稼ぐ自信は生きる自信になります。他人の目を気にしなくても、誰かに依存しなくても、独力で生きていくことができます。

「圧倒的に稼ぐ」能力は、生活基盤やメンタルを強固にし、楽しい”現在”と明るい”未来”だけにフォーカスする生き方を与えてくれるのです。

これこそ本当の意味での自立と幸福であり、自分の子にも目指してほしいと考えています。

参考:『1億稼ぐ子どもの育て方』著:午堂 登紀雄(主婦の友社)

文:午堂 登紀雄(マネーガイド)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本と雲泥の差!海外のマネー教育の実態とは?

2018年09月15日 08時40分34秒 | 教育
マレーシアのプライベートスクールに通う子どもが体験した強烈なマネー教育
日本のお金の常識に捉われているうちは、お金持ちになれない!? 中国、シンガポール、マレーシア、香港などアジア各国・地域を拠点にビジネスを展開し、アジアの富裕層を知るジョン・シュウギョウさんが、これからのグローバル時代にお金持ちになる方法を伝授します!

***************

高校生の夏休みに100万円の大金を渡され……
私の知り合いの華僑のビジネスマンから聞いたのですが、子どもの頃からお金に対する考え方や向き合い方を教えられて育ったそうです。お金を稼ぎ、増やすにはどうすればいいか? そのための生き方や考え方、人間関係の作り方までの実践哲学を学ぶのです。

その彼は高校生になった年の夏休みに、親から100万円ほどのまとまったお金を渡されたそうです。「このお金を自由に使って何をしてもいいし、どこに行っても構わない。ただし、夏休みが終わるまでに少しでもこの100万円を増やしてみろ」。
夏休みを使って100万円を増やすミッションを与えられたそうです。お金持ちならではの教育方法ですが、インパクトがあります。高校生が100万円の大金を与えられ、すべて自分の裁量で使い、増やす。私たちはびっくりしますが、華僑の人たちの間ではポピュラーな教育方法だそうです。
スモールビジネスで稼いだり、投資で増やすなど、やり方は千差万別。なかには100万円使い切ってすってんてんになって戻ってくる場合もあるとか。ただし、だからと言って親は怒ったりしません。「なぜ増やせなかったのか? なぜ使ってしまったのか? 自分のなかでしっかりと結論を出しなさい」と言われるそうです。
増やすことに成功できれば御の字ですが、それができなくても、なぜできなかったかを反省する。それによって生きたお金の知恵が身につくのです。お金持ちの華僑ならではの教育方法ですが、まさに実地訓練を受けながら、お金の本質と価値、お金に対する向きあい方を学んでいくわけです。
以前、お金持ちは自分が価値があると判断したものに対しては相応のお金を払うが、価値が認められないものに対しては1円も払わないというお話をしました。その価値をどこに置くか? 自分なりの価値基準を、彼らは若いときからこのような実体験を通して身につけていくわけです。

ペナンの小学校に通う娘に出された驚きの宿題とは?
じつは私はいまマレーシアのペナンという場所に家族とともに住んでいます。私の娘が、そこのプライベートスクールに通っていてもうすぐ卒業ですが、学校でのマネー教育が驚きの連続なのです。

娘が4年生だったときのことです。ある日、宿題を見たところ驚きました。キックボード自転車の絵が描いてあり、「これがあなたの会社が明日から売り出す商品です。ターゲットや年齢層を決め、どう売り出すか、どんなキャッチで売り出すかを書きなさい」という問題だったのです。
小学校4年生の宿題がマーケティング戦略ですよ! 本当にびっくりしてしまいました。また授業参観などでは、生徒たちがグループになって発表会を行うのですが、その内容にも驚きました。生徒たちは5人でグループになり、1つの会社を運営します。社長や専務、マーケティング部長などと役割を決め、実際にいくらかの資本金を先生から渡され、どんな事業を興すか決めるのです。
あるチームはレモネードの販売を、あるチームは理髪店など、仮想ビジネスを立ち上げるのです。そして発表会のときに、そのビジネスの商品やサービスを各ブースの出店舗仕立てにして公開します。親たちが実際にどのサービスを利用するか? その売り上げを競い合うのです。
イギリス系やアメリカ系のスクールは3カ月から4カ月が一つのタームとなっています。そのタームごとに学ぶべきテーマがある。たとえば歴史だったり数学だったり、その中にマーケティングがあり、その時期はさまざまな角度からマーケティングの勉強をするのです。

生き馬の目を抜くような「肉食人間」が増える時代
早い時期から世の中の仕組み、資本主義社会や経済の仕組みをこうして勉強するのですから、末恐ろしい感じさえします。実際、マレーシアの若者はある部分スレていて、憎たらしいときさえあります(笑)。

先日も赤信号で停車していたら、後ろから追突されました。降りて出てきたのは明らかに高校生とおぼしき若者たち。かの地では高校生から自動車免許が取得できるのです。ただし、この若者たちがいっこうに自分たちの非を認めようとしない。それどころか急に停車した私が悪いと主張するのです。
赤信号で停車していたのに急に停まったなど、言いがかり以外の何物でもありません。謝罪したら負けだという意識があるのでしょう。ただし、私もそういうことなら本気で臨みます。警察に来てもらって事実を明らかにしてもらうと言うと学生たちは急に慌てだし、結局彼らの親と電話で話して「どうか警察沙汰だけは勘弁してほしい」ということで一件落着しました。
いまや世界は、このような若者たちがたくさん生まれてきています。自己主張が強く、世知辛い彼らを肉食動物だとしたら、日本の人たちは本当に大人しく優しい草食動物です。新自由主義が広がって国際競争が激しくなれば、彼ら肉食獣にとって日本はカモになってしまうのではないか。そんな恐れさえあります。
私はなんだかんだ言ってもこの日本という国が大好きなので、冗談半分に再び鎖国してほしいと言うことさえあります。冗談半分ということは本気も半分。しかし、一番は日本の人たちもマネーリテラシーを高め、彼らに対する耐性を付けつつ、日本独自の良さを保ってほしいとも思っています。
***************
教えてくれたのは……
ジョン・シュウギョウさん
1971年韓国生まれ。TBL投資アカデミー代表。経営学修士(MBA)。韓国の軍務服務時に日本語を独学で習得。1997年に留学生として来日。3年間で大学のすべての単位を取得し、飛び級卒業する。経営学修士(MBA)を取得後、PwC、KPMGなどの会計法人のコンサルティング部門で経営コンサルタントとして活躍。投資に目覚め、独立。TBLアドバイザリーを設立し、東京を中心に投資学校を運営する。現在はマレーシア、シンガポール、ベトナム、香港などに法人を立ち上げ、投資セミナーや経営コンサルティング、ビジネスコーチングなどを行う。現在はマレーシアのペナンに家族とともに暮らし、アジアの各拠点を回りながら仕事をこなす。主な著書に『世界一やさしい株の教科書1年生』(ソーテック社)など。
取材・文/本間大樹
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

医師が警告!「3歳までの育て方」ここに注意 「先回り、夜更かし…」その認識は正しい?

2017年11月12日 10時14分42秒 | 教育
 体とこころを動かす「脳」は、3歳までに約80%完成する。「心」が育まれる環境も、脳がつくられる胎児期の初期から始まり、3歳ころまでにその基礎がほぼ出来上がる――。
 新生児医療に25年以上携わり、小児科医としても多くの子どもたちと接してきた福岡新水巻病院周産期センター長の白川嘉継氏は、「発育のルール」ともいえるような共通点を実感し、乳幼児の子育てについて悩み、苦しむ多くの親たちの力になってきた。
 長年の経験を基に、「子育ての道しるべ」として刊行した『人生の基盤は妊娠中から3歳までに決まる』は、親だけでなく教育関係者、助産師、保育関係者など、子育てにかかわるさまざまな人たちの支持を受け、9刷3万部を超える「隠れたロングセラー」になっている。
 赤ちゃんがいちばん成長する「3歳まで」の時期、親はどのように接すればいいのか――本記事では「3歳までの育て方」について解説する。
赤ちゃんは日に日に成長している
 「生まれたときはあんなに小さかったのに、あっという間に大きくなって」とよく言われると思いますが、生まれてから3歳までの期間、赤ちゃんはどんどん成長して、いろいろなことを覚えていきます。
 日に日に変わる赤ちゃんの行動は、今まではよかった接し方がうまくいかなくなるようなこともあると思います。そのたびに、どのように接していけばいいのか戸惑うことも少なくないでしょう。
 でも、その時期その時期の「なぜ、赤ちゃんはこんな行動をするのか」を理解して適切に向き合っていけば、きっといい方向に向かっていくと思います。
 では、「3歳までの育て方」として、それぞれの時期にはどのようなことに気をつければいいでしょうか。
 さまざまな注意点がありますが、その中からいくつか紹介しましょう。
 まず、生後3~5カ月の時期には「できるだけ赤ちゃんのそばにいてあげること」を心掛けましょう。
「読み語り」は親子一緒に成長できる
 【1】生後3~5カ月は「できるだけ赤ちゃんのそばに」
 生後間もないころは「聴覚」が最も発達していますが、3カ月に入るころになると「視覚」がどんどん発達して、聴覚より優位になってきます。
 周囲の人もよく見えるようになってきますが、そばにいる親と強い信頼関係を結び始めようとする時期でもあります。
 この時期には「いないいないばあ」の遊びがおすすめです。
 「いないいない」で親の顔が目の前から消えたあと、「ばあ」で顔を出してあげることで、「困ったときに、いつでも現れてくれる存在」ということを学ぶことができます。
 また、睡眠のリズムができる時期ですので、できるだけ夜更かしをさせないように気をつけましょう。睡眠障害は、行動異常やアレルギー疾患、肥満などの原因になることもわかってきています。
 【2】生後6カ月~1歳は「赤ちゃんにいろいろな表情を見せる」
 生後6カ月~1歳は「感覚能力がとても高まる時期」で、「共感能力」を育むためにはとても重要な時期です。
 人間には、目の前にいる人の言動を脳内で自分のことのようにシミュレートする共感細胞と呼ばれる「ミラーニューロン」という神経細胞があります。「ミラーニューロン」を働かせることで、赤ちゃんの表情が豊かになっていきます。
 初期の「情動の共鳴現象」は、親から自分の情動が映し返される場面です。赤ちゃんは、親に自分の情動が「鏡映化(mirroring)」されることにより、自分の情動を再体験し、自己に対する気づきがさらに深まります。この「鏡映反応」は、自分の行動と似ているけれど、同じではなくわずかに違うので、「自他の区別を明確化していくため」に必要です。
 したがって、赤ちゃんは親を通して「自他の区別」と「相手に自分と異なる心があること」を知りはじめます。
 また、この時期は「親が赤ちゃんの表情をまねる」ことも大切です。「親の表情」を見せることで、赤ちゃんは相手に心があること、自分と他人は違うことに気づき始めます。
 親が不安定で、赤ちゃんと顔を合わせようとしないとか、赤ちゃんを怖がらせるような表情や態度ばかりが続くと「恐怖心」だけが残り、何でもないものや周りの人を怖がってしまうようになるかもしれないのです。
 では、どうすれば「共感能力」を育むことができるのか。じつは効果的なのが、擬声語や擬態語が多い「絵本の読み語り」です。
 「読み語り」を聞いている子どもの脳は、感情の動きをつかさどる「大脳辺縁系」が活性化することがわかっています。また、「読み語り」をしている親も「前頭前野」付近が活発になり、親の気持ちも落ち着き、イライラせずに子どもと接することができます。
 「読み語り」をすることは、親子のつながりが強くなる有効な方法なのです。
子どもの言動を尊重し、認めてあげる
 次は、1~2歳の時期です。この時期には、できるだけ「たくさんの経験」をさせてあげましょう。
 【3】1~2歳は「たくさんの経験をさせる」
 1歳を過ぎるころになると、脳の基礎的な神経回路がほぼ出来上がってきます。記憶が形成されはじめる時期になるので、多くのコミュニケーションをとって、たくさんの経験を積み重ねるといいと思います。
 また、個人差はありますが、この時期は立ち上がって歩けるようになるため、さらにさまざまなものに興味を持ちはじめます。
 でも、ここで、「危ないから」といって、子どもを守るためになんでも先回りしてガードすることは、子どもにとってよくない場合があります。
 「危ないこと」「危ないもの」を教えることは大切ですが、親が必要以上にガードして子どもを守ると、子ども自身が「失敗」できなくなります。自分で「失敗」を経験することも、子どもにとっては大切な行動です。
 子どもの行動を見守り、助けを求められたら手を差しのべ、成功したらいいところを褒めてあげると、子どもはどんどん成長していきます。
 2歳ころまでは「助けが必要な時期」ですが、2歳を過ぎるころからは「支える時期」に入ってきます。
 【4】2~3歳は「ひとりの人間として尊重する」
 もちろん、親が子どもを見守っていくのは変わりませんが、子どもを「ひとりの人間として尊重する」ように接していくと、子どもは「自分は認められた人間」と思えるようになり「自己尊重」が見られるようになります。
 逆に、子どもが何か言おうとしているところを遮ってしまうと、萎縮して「自分の意見が言えない子」になってしまうかもしれません。
 そんなときは、子どもの気持ちを、できるだけ言葉で表現させるようにしてみましょう。自分の気持ちを言葉で伝えようとすると、「前頭前野」が発達して感情と理性の統合を促し、「セルフコントロール」と「自己表現」を学習することができます。
 ここでも、「子どもの行動の先回りはしない」ことと「子どもの言葉を否定せず、きちんと話を聞いてあげる」ことが大切です。
3歳までの育て方で、子どもの人生は大きく変わる
 子どもの成長とともに、親の接し方も少しずつ変えていくことが必要ですが、子どもと一緒に親も成長していくので、「必ずこうしなければならない」ということはありません。
 「間違ってしまったかも」「失敗してしまったかも」と思うこともあると思いますが、「その間違いや失敗に気づく」ことも大きな一歩です。
 小児科医として25年以上、多くの子どもたちと接してきて感じるのは、「3歳までの育て方で、子どもの人生は大きく変わる」ということです。
 ぜひ、「3歳までの子どもと上手に接するコツ」を知り、親子が笑顔で過ごせる時間を、少しでも増やしてほしいと思います。
© 東洋経済オンライン
白川 嘉継
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする