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韓国人教授「一日中気分が良かった」、日本滞在中に驚いた3つのこととは?

2022年06月10日 06時45分34秒 | 経済

2022年6月7日、韓国メディア・週刊朝鮮は「日本へ語学研修に来て最も驚いた3つのこと」と題する記事を公開した。

ソウル大学胸部外科の名誉教授である筆者は、語学留学の目的で3月末に来日。その後2カ月間、日本に滞在する中で驚いたことを記事にしている。

筆者によると、最初に驚いたのは東京の物価の安さ。東京は世界でも物価の高い都市の1つに挙げられるが、食料品や生活必需品、外食の価格は韓国に比べてずっと安く感じたという。「交通費はやはり韓国よりも高いが、定期券を利用した場合は割引率も高く、列車の間隔やサービスの質を考えれば韓国と大差は感じられない」とし、「日本人の生活は平穏に見える。物価が安定していることほど望ましい徳目があるだろうか」と述べている。

次に挙げたのは日本人の親切さ。筆者は入国から2週間足らずで転入届と健康保険加入のために区役所を訪れたが、入口から入った途端、案内員がすばやく用件を尋ね、申請書を作成させた上で窓口まで案内して番号票を抜いてくれた。窓口を担当していた職員も、申請後にソファーに座って待つように言うと、自らやってきて転入手続き済みの在留カードを手渡し、健康保険加入申請部署に直接引き継いでくれたという。筆者は「全ての手続きが非常にスムーズに終わり、行政サービスの素晴らしさに驚くとともに、親切なサービスを受けられて一日中気分が良かった」と記している。

そして、「何よりも日本にいることを実感する」という3つ目は地震の多さ。筆者は2カ月の間に4回も地震を体験したというが、地震への対応は「かなりうまくいっている」と評価している。日本では一定レベル以上の地震が発生した際、NHKが放送を直ちに中断し、状況が落ち着くまで対処方法についてアナウンスを続けている。また、避難訓練を頻繁に行っている点も、他国に比べて非常に特殊だと語っている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「こういう記事を見ると日本に住みたくなる」「日本人の親切はうわべだけという意見もあるが、うわべだけであっても行動に移せるのは素晴らしいと思う」「日韓の対立をあおろうとする左派民主党にだまされるのはやめよう」「韓国は日本からいろんなことを学び先進国の仲間入りをしたが、親切心についてはまだ身に付けられていない」「済州島へ行くのなら日本へ行った方がいい」など、日本に対する好意的な意見が多く寄せられている。

また、「韓国の物価の高さは異常。日本は10年間変わっていない」「すべて文前大統領と民主党の責任」など、韓国の状況を批判するコメントも見られた。(翻訳・編集/丸山

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