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東証10時、高値圏で推移 先物主導、銀行株などは利益確定売り

2012年12月28日 10時25分23秒 | 経済
 28日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は引き続き高い。上げ幅は100円に迫り、1万0400円台ときょうの高値圏で推移している。政府が日銀に強力な金融緩和を迫り円安基調が継続するとの思惑が引き続き強く、海外投資家による資金流入が続いているとの声が多い。現物株の一角が利益確定目的の売りに押されており、相場の押し上げ自体を狙った投機的な資金による株価指数先物買いが上げを主導しているとの見方が優勢だ。株価指数への寄与度が大きいファストリやファナックの上げが顕著になっている。

 市場では年末年始を挟んでも、安倍晋三内閣による日銀への金融緩和圧力、内需を重視した経済対策に対する期待が継続するとの見方が多い。ただ、現時点で今週の日経平均の上げ幅は500円近くに達しており、米国株が続落していることを考慮すると「日本株だけが上げすぎ」といった警戒も聞かれる。最近の相場上昇をけん引してきた大手銀行や不動産株などには利益確定売りが目立ち始めている。

 東証株価指数(TOPIX)は日経平均に比べ上値が重い。

 10時現在の東証1部の売買代金は概算で4975億円、売買高は11億3460万株。東証1部の値上がり銘柄数は761、値下がり銘柄数は733とほぼ同数。変わらずは180。

 野村が500円台、トヨタが4000円台を回復した後、やや伸び悩んでいる。マツダ、東芝、シャープ、ホンダが買われ、トクヤマの上げが目立つ。半面、オリコが売られ、東電など電力株が手じまいの売りで軒並み下げている。

 東証2部株価指数は続伸し、年初来高値を上回っている。コムチュアが上昇し、高木が下落。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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