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2007-01-03 | 心の体験的日記
たらふく食べ、ぐーたらしながら、
やるべき仕事はやったぞ!!
元旦には、2つ原稿をメールで送りつけてやったぞー
校正原稿も、コンビニから送ってやったぞー


どんなもんだ。
昼間はだらけていても、早起きすると、早朝に仕事が
できてしまうのだ。
首の痛みも引っ込んだ!
さて、あと数日、温泉でもいってきたいなー。

心理尺度

2007-01-03 | Weblog
00/7/31 海保 心理学方法論******
   各用語4頁(1800字から2400字)で  全体200頁くらい
                 
心理尺度  あまりにも多い心理尺度作りの研究  

●心理尺度作りが花盛り
 手元に、日本で作られた心理尺度を収集した本が4冊ある(注4)。それに収録されている尺度の数は、実に、269個にもなる。その内容も実に多岐にわたっている。
 また、心理学研究や教育心理学研究でも、毎号必ずといってよいほど、心理尺度作りをした研究が掲載されている。
 これほどまでに心理学研究者の心をとらえる心理尺度とは一体何ものなのであろうか。

●心理尺度作りの魅力は
 最も俗っぽいところで言うなら、心理尺度作りは誰にでもそこそこのレベルでできる研究ということがある。
 昔は、心理尺度作りの手間暇は、とりわけ、収集したデータ解析の手間暇が大変だった。しかし、今では、データの入力さえ出来てしまえば、パッケージ・プログラムのおかげで、あっと言う間に尺度ができてしまう。ほとんどルーチンワークになっているので、何も考える必要がない。締切り仕事である卒論や修論には、もってこいの仕事である。これが、これほどの心理尺度作りの研究を増やした、かなり大きな要因ではないかと思う。
 もっとまともな理由としては、次のようなこともあるように思う。
 心理学の主流が行動主義から認知主義へ大きくシフトしてきたことによって、より深く「心の中」を知りたいという研究者の願いが強くなってきた。それを満たしてくれるのが、直接、被験者に知りたいことを聞くという方法であることは、自明である。
発話プロトコル分析も、その一つの方法であるが、もう一つが、心理尺度である。

●心理尺度研究の前提
 小学生くらいでも、ある程度メタ認知(-->***)が出来るので、その精度はさておいても、自分の心を覗いてその状態を言葉で表現することができる。心理尺度研究は、人のこの能力があることを、まず前提にしている。
 さらに、メタ認知が完璧ではないことを前提に、質問項目を具体的かつわかりやすい表現にして、かつ類似した項目を複数個用意して、反応の信頼性を高める工夫をしている。
 この前提が保証されない、たとえば、幼児や知的に障害のある人には、心理尺度は使えない。

●心理尺度作り研究は問題だらけ
 これほど盛んになると、本当にそんなことばかりやっていて心理学は大丈夫という気持ちにさえなる。問題点はいくらでも指摘することができる。尺度作成にまつわる技術的な問題点もあるが、それはさておいても、次のような問題点はなんとかしなくてはいけないと思う。
 一つは、安直研究の流行である。もっとも安直なのは、既存尺度、それも翻訳ものを3つくらいもってきて、大学生を相手に調査して論文にまとめ挙げるものであろう。
十分にデータ量があり、膨大な計算結果が出てくるので一見すると、大変な研究をしたかのように本人も周囲も錯覚してしまう(注2)。大事なことは、深く精緻なコンセプト・ワークである。これなくして、意味のある尺度作成はありえない。
 2つは、被験者に多大の負荷をかけてしまうことである。10月頃になると、大型授業を持っている教官のもとには、ほとんど毎時間、調査をさせてください、という学生が押しかける。しかも、100項目にも及ぶ、被験者にとっては「まったくつまらない」項目に、えんえんと5とか2とかつけさせることになる。いかに学問研究のためとはいえ、やや限度を越えているかなと思ってしまう。研究の意義の説明や結果のフィードバックをきちんとするは当然であるが、それだけで十分とは思えない。しかし、この問題を深く追及すると、自分の首を締めることにもなるので痛し痒しであるので、とりあえず、これくらいにしておく。
 3つは、研究の一貫管理ができないことである。実験研究では、極限まで条件統制をして被験者に要求する反応は、キー押しとか存否を問うくらの極端に簡単なものにする。結果の分析もコンピュータを使うがその計算過程はそれほど複雑ではない。ところが、尺度作り研究では、項目を集める段階でも(注3)、項目に対する反応を求める段階でも、被験者のメタ認知に依存する部分が大きい。さらに、前述したように、結果の処理にはかなり高度の分析技術を駆使するが、それが、ほとんどパッケージ側のできあいの手順に任されてしまっている。研究者は、研究の全過程で何か起こっているか、何をしているのかのすべてを知っていなくてはならない。少なくとも、知ろうと努力しなければならない。
*****68行
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注1 堀洋道ら編集 心理尺度ファイル 垣内出版
堀洋道監修  2001 心理測定尺度集I II III サイエンス社
注2 しかも、200人くらいのサンプル数になると、相関係数が0.2くらいの低さでも「統計的に有意」という結果になる。実用的にはほとんど意味のない関連度でもあたかも意味があるかのように錯覚させる統計マジックが展開される。
注3 たとえば、妄想尺度を作るとするとき、被験者に「あなたはどんな妄想を抱きますか」と聞いて項目サンプルを集めたりする。    
 

食の格闘技、終わる おせちをかたづけた

2007-01-03 | 心の体験的日記
31日に通販のおせちが届いた
2段重ねの豪華なもの
ただちに、食らいついた
2日の夕食で全部片がついた 写真
いやーうまかったが、大変だった!!
塩分控えめもこのおせちを食べ終わるまで封印

伊勢エビの残骸をだしに、大根を煮たら、
これが絶品

朝はレトルトカレーで軽い朝食の予定
これで食の格闘技から逃れられる