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顔色が悪い

2007-01-11 | 心の体験的日記
講演依頼にきた看護士さんにふと言われた
半日気にしていた
家に帰って、家内に、顔色が悪いといわれたといったら
それは日焼けでしょうといわれた
でも最近はテニスもしていないのに、といってから気がついた。
そういえば、大学への往復が太陽に向かって走れ
なのだ。実にまぶしい中を運転している。
したがって、日焼けもするはず。

それにしても、とりわけ、朝日は猛烈にまぶしい
運転もきわめて難しい。光線が水平にくるので日よけが効かないのだ。

女らしさ、男らしさ  再掲

2007-01-11 | Weblog
校長訓話 海保

「女らしさ、男らしさ」について



 夏休みは、いかがでしたか。

若者は一夏ごとに「脱皮する」とか「一皮むける」といわれています。

「脱皮する」とは、たとえば、男はより男らしく、女はより女らしく、ということです。



そこで、今日の話は、「男らしさ」「女らしさ」です。



高校で、男女同数の共学校はそれほど多くはないようです。

その点でも、本校は、ユニークですし、女らしさ、男らしさを考えるのに格好の場です。



まず、例によって、クイズから。

これから10個の項目を言いますので、「統計的に考えて、そう思う」という人は、手をあげてください。



「性差が確立されていないもの」

1)女の子は男の子より、社会的である

2)          他人の暗示や示唆を受けやすい

3)          自尊心が強い

4)          何かをやりとげる気持ちが弱い

5)          単純な反復課題に優れている

この5項目のうち、3個以上に「そう思う」とした人は、手を挙げてください。やや 「らしさ」思考にとらわれているかもしれません。



「性差がほぼ確立しているもの」

6)女の子は男の子より、言語能力に優れている

7)          空間的認知力が劣っている

8)          数学的能力に劣っている

9)          攻撃的でない

10)          人間を志向している

この5項目のうち、3項目以上に「そう思う」とした人は、手を挙げてください。かなり正確に男女の特性差をとらえていると言えます。(福富護「らしさの心理学」講談社現代新書を参考)



男女にいろいろの点で差があるのは、言うまでもありません。

それが女らしさ、男らしさを作り出しています。



ただ、その差を考えるときに、2つのことに注意してください。



1つは、いかなる意味においても、固定的に考えないこと。

その差が、もし社会が作り出したものだとすれば、社会が変われば変わる可能性があります。

なお、社会が作り出した性差のことを、ジェンダーと言います。今、日本は、「男女共同参画社会基本法」などを作って、「ジェンダーフリー(性差を考えない)」な社会作りを目指しています。



2つは、これらの差は、統計的な差、つまり平均値の差であることを忘れないこと。

あなたの目の前にいる花子と太郎を比べるときには、「花子は女だから----、太郎は男だから---」というステレオタイプ(固定観念にとらわれた)思考、つまり「女らしさ」「男らしさ」思考をしないことです。

性による差より個人間の差のほうが大きいということもあるからです。



では、これをもって夏休み明けの校長挨拶とします。

●「女に生まれるのではなく女になるのだ ( On ne nait pas femme,on le devient. 英訳 One is not born woman, one becomes it.)」

「第二の性(Le deuxieme sexe)」ボーボワール(1908-1986)

(ffortune.net manager Lumi HPより)

●大事なことは、「女らしさ」「男らしさ」ではなく、「自分らしさ」

●「らしさ」思考は、あれこれ考えないですむから、楽でいいや。



査読

2007-01-11 | 心の体験的日記
久しぶりに論文を投稿した
査読結果が帰ってきた
痛いところがきちんとつかれてあって頭をかかえていた
実は査読への対応は、正月中にやる予定だったが、やりたくないことは
忘れるの原則で、すっかり一時期わすれていて、今になってやりはじめた
しかし、きつい。
とりあえず、共同研究者のふじおか君へ転送して検討してもらうことにした。