心の風景 認知的体験

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認知的体験
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趣味ーー頭を元気に

2010-01-16 | ポジティブ心理学
●趣味人
 細川護煕元総理大臣の私の履歴書が日経新聞に連載されている。とってもおもしろい。それはさておくとして、細川氏、議員辞職をしてから、晴耕雨読そして陶芸に冒頭、いまやその道の大家の趣さえある。
このように、第一の人生も頂点を極め、さらに、一転して第2の人生で、趣味道に徹して生きる。これは、一つの模範的行き方ではないかと思う。官僚の天下りが悪評のなか、実に気持ちのよいすがしい生き方ではないかと思ったものです。
一方では、「仕事が趣味」と豪語するビジネスマンや社長もたくさんいます。自分も、ほそぼそと昼休みテニスだけはしていたが、どちらかというとこちらのほうでした。貧乏でお金も時間もなかったからです。この点では、くいが残る人生です(ややおおげさ)。

センター試験

2010-01-16 | 教育
天気がよくてよかった
不思議のここ試験、天候が悪いのが常(ほどではないか)

今日の朝日新聞の投稿欄
リスニング試験、あまりに厳格すぎると大学教員の苦情
うんうん
自分も今日はその補助監督
2度の説明会があった
DVDも2度みた

55万人の受験生から苦情が一件も出ないようにするのだから、
大変
限界を超えた試験への挑戦だと思う
完璧でないとだめ
無事におえてほしい

へー、こんな広告ありなんだ

2010-01-16 | 心の体験的日記
今朝の朝日新聞の全面広告
・市田柿
 確かに、おいしい干し柿である。みつけると買ってくる。
 でもねー、全面広告にはなんだか違和感がある。
・日本福祉大学の全面広告、2発
 今日はセンター入試
 実にすばらしいタイミング
 それにしても、お金が心配
 お互い、大変。がんばりましょう

反省

2010-01-16 | 心の体験的日記
ピンポーン<困るのだ!!
宗教の勧誘が多い
今日は、おじさん
「野菜いらない?」
人がよさそう
「ねぎ、とまと、はくさい、1個ずつください」
はい、1000円
びっくり仰天
しかし、手にしてしまったのを返すわけにはいかない

似た商売が、パソコン、家電 無料回収
積み込んでしまってから、はい、20万円 なんてことになるらしい

高齢者は疑わない
ついつい、こういう詐欺(まがい)にひっかかる

この前は銀行でもやられた

恐い怖い<あれっ! この漢字、どう違う?

頭を元気にする習慣づくり~熱中~

2010-01-16 | ポジティブ心理学
■コラムタイトル:海保博之の「心を元気にする習慣づくり」
■タイトル:【4】熱中は、すべてを忘れさせる幸せ心
■サブタイトル:頭を元気にする習慣づくり~熱中~

今回は、頭を元気にする習慣づくりとして、「熱中」について考えていきます。
没頭できるものを持った人は、それだけで幸せです。

■熱中エピソード
まずは、天才たちの熱中体験のいくつかから。

##カコミ
・ニュートンは、考えに熱中していて、ゆで卵の代わりに時計をゆでてしまった
・エジソンは、人間でも卵を孵化できるはずと、食事もしないで鳥小屋で卵を抱いていた
・野口英世は、不眠不休で働いたので、「24時間仕事男」と呼ばれた
・アインシュタインは、ものごとを考えるのに、あまりに時間がかかりすぎ、「退屈神父」とあだ名がつけられた。
(山田大隆「心にしみる天才の逸話」講談社ブルーバックスより)
さらにこんなものはいかがでしょうか。
「―――画家たちが仕事に没頭しきっていることでした。文字通り、周りのすべてを忘れているように見えました。---略---絵筆を握っている手は疲れを知らないように思えました。いくら長い時間仕事を続けようと、彼らは少しも気にかけていませんでした。(チクセントミハイ)
これは、最近、注目されている概念で、フロー体験と呼ばれているものです。

##カコミトメ

 熱中すれば天才になれるのか、天才だから熱中できたのかは分かりませんが、熱中体験は、発明発見には必須のようです。

 熱中は、頭の元気さが最高潮に達している状態です。だからこそ結果として、発明発見につながるのです。

■熱中するとは…?
 天才の熱中体験から話を始めてしまったので、「そんな熱中、自分には無関係だ」と思われてしまったかもしれません。

天才ですから、その結果として「社会的に価値のある発明・発見」をすることにつながっています。そして、神がかり的な心の世界(至高体験)にまで浸りこみます。

「凡人である自分にはどうもそこまでは無理」という感想は、当然です。

 しかし、これに類似した、それよりちょっぴりかわいい(笑)熱中体験は、誰にもそれなりにあるはずです。

 熱中体験かどうかを知る目安の一つは、時間を忘れてしまうほど、何かをしたかどうかです。このような場面はよくありますよね。

##カコミ
・ゲームをしていて、つい夜更かし
・友達とだべっていて、門限が過ぎてしまった
・難しい問題を考え抜いていたら夜が明けた
・電車で小説を読んでいって、乗り過ごしてしまった
##カコミトメ

 さらに、熱中体験かどうかを知るもう一つの目安は、ほかにやらなければならないことをすっぽかしてしまう(忘我)ほど、何かをしたかどうかです。

上の4つの場面に合わせるなら、
##カコミ
・ゲームをしていて、宿題を忘れた
・友達とだべっていて、約束の時間に電話するのを忘れた
・難しい問題を解いていたら、約束を忘れてしまった
・ 電車で小説をよんでいたら、棚の上に乗せておいたカバンを盗まれた
##カコミトメ

 どうでしょうか。これに類した体験ならいくらでもありますね。

 熱中とは、このように時間を忘れ、他の事を忘れてしまうくらいに一つのことだけに関わってしまうような状態です。





社会
 創造   
    使命感
     挑戦心
マニア
       個人的嗜好
             個人






■悪い熱中とはどんなもの?
 熱中には、悪い熱中もあります。

ビデオゲーム中毒、携帯電話中毒がその典型です。

悪い熱中の多くは、わたしたちの外側に「熱中させる仕掛け」があります。例えば、

##カコミ
・大音響やけばけばしい色彩      ・頻繁な場面転換
・魅力的な登場人物          ・奇想天外なトリック
・感情を揺さぶるシーン        ・ただちに反応することを要求
##カコミトメ

 こうした仕掛けを見せられると、誰もが熱中してしまいます。

このような熱中は、いわば「自らする熱中」ではなく、「外から強いられる熱中」です。つまり、受動的熱中ですね。

 ただし、これらの熱中のすべてが、必ずしも悪い熱中になるわけでではありません。

・日常のつらさを忘れたい
・ストレスを発散したい
・気持ちを高めたい

といった時には、実に有効です。だからこそ、これほど人々を惹きつけることにもなります。

 しかし、こうした受動的熱中が、四六時中続いたらどうでしょうか。頭をだめにしますし、気持ちを貧弱にします。心身の健康を害することにもなります。

IT社会には、こうした悪い熱中への誘惑に満ち満ちています。テクノストレス(IT化の進展が人間に与える精神的ひずみ)という言葉が、かつてよく使われたことがあります。そのようなストレスを抱え込まないように、自分自身が十分に気をつけることが大切です。

■良い熱中に誘うもの
これに対して、良い集中は頭を元気にします。

 良い熱中に誘う決め手になるのは、「個人的嗜好」・「使命感」・「挑戦心」の3つです。

熱中するためには、熱中するものがあなたにとってそうしたいもの、そして、好きなものであること、そこまでいかないまでも、ポジティブな感情を持ちながらできることです。これを「個人的嗜好」と言っておきます。

命じられた仕事に嫌々取り組んだ場合、30分も集中すると飽きてしまいます。「熱中にはほど遠い状態」がすぐにやってきます。

でも、あなたがそうしたい、あるいは、好きで好きでしょうがない、楽しくて楽しくて仕方がない気持ちで取り組める仕事ならどうでしょうか。あっという間に1時間、1日がたってしまいます。

2つ目は、「使命感」を持って取り組めることです。

使命感というとやや大げさになりますが、こういうことです。仕事を例に取って説明します。
 
どんな仕事にも、それなりの意味、意義があります。大きくは、社会全体、会社全体、組織の中でのその仕事の位置づけ、小さいところでは、自分にとってのその仕事をすることの意義など。要するに、その仕事を取り巻くもろもろを考えてみることです。

 具体的には、
・どうして自分はその仕事をしているのか
・なぜ、その仕事は存在するのか
・仕事を自分がしないとどういうことになるのか
などです。

その中に自分で心の底から納得できるものがあれば、それが使命感になります。
さらに、「天職を通じて人のために奉仕すると考える人は、間違いなく成功する。」(マーフィーの法則)までいけば、言うことなしですね。

余談になりますが、何とかオタクと呼ばれる人がいますね。彼らもある特定のことに熱中していますが、そこにはここでいう「使命感」が希薄です。「井の中の蛙、大海を知らず」です。
向かうところが、まったく個人的な興味・関心に限定されています。その点で、彼らの熱中を、ここで良い熱中として推奨するのには、やや躊躇してしまうところがあります。悪い熱中ではないことは確かですし、ストレス対策には極めて有効であることも確かです。

だからこその使命感なのです。使命感は、仕事に熱中させる「神の力」です。これがあれば、たとえ、周囲に多少の抵抗があっても平気。自分の思うがままに目標に向かって仕事に熱中できます。

 3つ目は、挑戦心です。何としてもやり遂げる気持ちです。

 当然、「いついつまでにどこまで」というはっきりとした目標が必要です。

 さらに、ここが大事なのですが、自分の力でできるという強い確信も必要です。自分の力に自信のない人、あるいは、自分の力を見極めることのできない人には、挑戦は無縁です。あるいは、無謀ということになります。

 あなたがそうしたいもの、そうする必然性があるもの、そして、頑張ればできそうな仕事。それがあれば黙っていても熱中できます。

 それは必ずしも、会社の仕事である必要はありません。地域のボランティア活動でもよいのです。

 1つでも2つでも、そんな熱中できるものを持っていれば、元気人生を歩めます。

 さて、あなたには「良い」熱中できるものがありますか? それは何でしょうか?

次回は、「気持ちを元気にする習慣づくり」の2回目、「信念」についてお話します。

大学院卒業即プア

2010-01-16 | 教育
大学院卒業者が大苦戦
もうすでによく知られた話
しかし、いっこうに先がみえない
自分は、大学院3年を終えたところで、
徳島大学助手の口があった
まつだ先輩が声をかけてくれたので飛びついた
爾来、40年、大学教員として安定した生活ができた
25人くらいの同期のうち、4人が大学院に入り
すべて職をえた
いい時代だった

今、つくば時代の弟子、博士号も、業績もたっぷりあるPD1人が
まだがくしんのお世話になっている

参考」gooより

91年の大学院在学者は9万8650人だが、08年は26万2655人。およそ3倍だ。

ところが、前述のように修士課程修了者の就職率は6割程度。教員の数も1割程度しか増えていない。“余剰博士”が溢れたのも当然だろう。