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習慣を壊すことを習慣にする「心を元気にするキーワード「改善マインド

2010-05-30 | ポジティブ心理学
習慣を壊すことを習慣にする
 習慣とはいつもと同じことをほとんど努力感なしにすること、できることです。
 今回の「改善マインド」は、「いつもとは違ったことをすることを習慣にする」ことのすすめになります。「習慣を壊すことを習慣に」ですから、なんとももったいない話になります。ややしゃれた言葉を使うなら、メタ習慣、つまり、習慣変更の更なる習慣のすすめです。

真正の元気とから元気「心を元気にするキーワード「

2010-05-30 | ポジティブ心理学
心の元気には2つあります。
「から元気」と「真正の元気」とです。
「から元気」。やや軽すぎる言い方ですが、たとえば、「おいしいものでも食べて元気を出して」というようなときの元気が、これです。一時的な心のポジティブ化とでもいうようなものですね。

多くのキーワードでは、もっぱら「から元気」づくりの話になりますが、本当の心が元気というのもあります。それを真正の元気と名づけてみました。
ちょっとやそっとではめげない強くいつもはつらつとした前向きの元気です。
こんな元気を発している方々が、皆さんの周りにもいるのではないでしょうか。
本書でも取り上げましたが、使命感に溢れ、宗教心を持った人です。
使命感は社会との絆の中での元気づくり、宗教心は個人が真善美を果てしなく追求する中での元気づくりです。

こんなことを考えているからでしょうか、思わぬ本に遭遇しました。
今日、本屋で東野圭吾著「使命と魂のリミット」(角川文庫)を偶然みつけました。なにやらこのタイトル、自分のこの考えと共振しているようで嬉しくなり買ってきてしまいました。読みました。ミステリーを超えた本でした。医師、看護師、患者、警察官、刑事、そして犯罪者さえもが、まさに、
「人間というのは、その人にしか果たせない使命というものを持っているものなんだ。誰もがそういうものを持って生まれてきているんだ。」
を実践して生きるすごさを描ききった感動のミステリーでした。
使命感もそれを突き抜けると宗教心にまで高まるのですね。

誰もがこうした使命感と宗教心に支えられた真正の元気を身につけて欲しいとは思いますが、いきなりは無理というものです。
そこで考えたことは、「から元気も積もれば真正の元気になる」ということです。
から元気を少しずつでも心のダムに溜め込んでいけば、いつかは、真正の元気として人生を切り開く力になるはずとの確信です。

ゲームは、なぜ、おもしろいのか

2010-05-30 | 心の体験的日記
ゲームは、なぜ、おもしろいのか
 このゲームで遊びはじめてからすでに半年くらいたつ。いっこうの飽きない。なぜなのかをあらためて考えてみた。こちら側の要因、たとえば、原稿を書くつらさを少しでも先伸ばししたい,頭の活性化をしてから仕事をしようといったことはあるが、それはとりあえずさておくとして、ゲームに組み込まれている仕掛けを分析してみる。
 一つは、単純さである。やることは、3本の指を動かすだけ。ルールも、誰からも教えてもらうこともなくわかる。

 2つは、上達感である。何事によらず、上達する感覚を味わえるのは気持ちがよい。自分に自信が沸いてくる。
 
3つは、偶然性である。学習の上達には限界がある。その限界が、偶然によってではあっても突破できることは、これまたうれしい。このゲームでは、偶然が時折ふってくるようになっている。しかも、それをどのように使うかはこちらにまかされているところが憎い。

 4つは、感性刺激性である。音楽とコマの色が心地よい。さらに、コマが落ちてくる速度が、あたかも生体リズムに同期するかごとく速からず遅からずで絶妙である。