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●魔の一瞬[ドライブの認知心理学

2012-11-11 | 認知心理学

●魔の一瞬
交通事故は被害者になるのも加害者になるのも、ほとんど宝籤に当たるのと一緒である。要するに、ほとんど確率の問題である。
宝籤を当てるために懸命に努力をする人がいる。何十万円も投資したり、発売日前日から並ぶ人もいる。神社にお参りする人もいる。そうした努力は、購入金額以外は、確率問題の観点からはまったく無意味なのだが、別の観点――それが何であるかよくわからないが、――からすれば、幸運を呼び寄せる力になっているのかもしれない。
交通事故も、魔の一瞬に遭遇するのは、確率問題と考えるのが科学的である。保険会社はそれで商売をしている。しかし、宝籤と同じで、幸運を呼び寄せる力とは逆の力が魔の一瞬を引き寄せてしまっていると考えざるをえないような交通事故も多い。
脇見運転で車線をはみ出しても、対向車がなければどうということはない。信号無視も人も車もたまたまいなければ事故にはならない。魔の一瞬とは無縁である。しかし、猫を避けたら、歩道を歩いていた保育園児の列に突っ込んでしまったとなると、本当に、魔の一瞬をたぐり寄せてしまったとしか言いようがない。被害者も気の毒だが、加害者も気の毒である。
宝籤にも当たらないように、魔の一瞬にも自分は遭遇しない、という妙な確信を持って車を運転している人がほとんどだと思う。自分もそうである。
しかし、一方では、宝籤を当てようと一生懸命に努力をするように、魔の一瞬に遭遇しないような努力もあることはある。脇見をしない、信号無視をしない、スピードをださない、飲酒運転をしないなどなど、魔の一瞬に直結してしまいそうなリスクの高い行動をしないようにするのである。
これから述べる事故防止のコツと心構えも、そんな努力のいくつかであると考えていただきたい。

コラム「交通事故における魔の一瞬のさまざま」*****
交通事故は起こり方もその原因もさまざまであるが、いずれも、魔の一瞬的な状況がそこにはある。

単独で電柱に激突
左カーブを曲がり切れず対向車と衝突
地図を見ながら交差点に入り、右方車と衝突
スピードを出していたため、右折失敗、橋から転落
飲酒してスピード出し、ガードに激突
若者が猛速で、大型トラックと衝突
乗用車が、対向中の大型トラックに
追越ししてきたトラックに衝突されたが、シートベルトをしていたので、命拾いした
路面凍結でスリップし、風防棚に衝突
100キロの信号無視車に激突された
T字交差点を直進、路肩壁面に激突炎上した
信号無視して、出合い頭衝突した
スピード出してバウンドし、20mダイビング
猛速で電柱に激突
軽自動車が、大型トレーラーに正面衝突
遮断機が降りている踏切に進入、列車と衝突、ドライバー死亡
トレーラーがブレーキをかけたら、ジャックナイフ現象で横転
財)北海道交通安全協会Hpより
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1500円の壁

2012-11-11 | 心の体験的日記
イタリア人と日本人、どっちがバカ?
文春新書809円
アマゾンで注文したいが、これ1冊だと送料がかかる
もう1冊ついで買いをしたいが
みつからない
まつうちに注文を忘れてしまう
根がけちなのだ 笑い


ドライブの認知心理学

2012-11-11 | 認知心理学
10.2 ドライブで事故をしないコツ

●これほど道路が整備されているとは
ドライブしていて驚いたことはいろいろあるが、その一つが、道路の整備が驚くほど高いレベルまでいっていることである。
山奥の熊か狸しか通りそうもないようなところにも、歩道付きの高規格道路がある。不思議に思っていたが、それが道路と箱物作り行政と政治の成果であることを知ってあきれ果てたことを覚えている。
それはさておくとして、道路が整備されているのは、ドライバーにとっては助かる。事故の不安もないし、快適ドライブが保証されるのだから。そのおかげもあって、これまで無事故・無違反できている。もちろん、免許はゴールドである。

(認知と学習の心理学」より

45年間、大学で授業をしてきました

2012-11-11 | 教育

●45年間、大学で授業をしてきました
 幸運にも、25歳で徳島大学に職を得ることができました。それ以来、一度も大学の外に出ることなく、古希を終えることができました。その間、およそ45年、大学で授業をしてきたことになります。
 お恥ずかしいのですが、そして受講生には申し訳ないのですが、一度たりとも(は大げさと思いたいのですが!)完璧で満足した授業ができたという思い出はありません。

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2012-11-11 | Weblog

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9 熟慮 認知スタイル ヒューマンエラー 2

ときどき、全然知らない人の名前がでてくることがある
念のためウエッブ検索してみると
引用文献だったりする
それにしても、ウエッブ上の情報はすごい
さらに、困るのは、たとえば、
ブログでは削除しても
要約記事はうえっぶ上に残ってしまうこと
慎重に慎重に
とりわけ、人の名前は意外に問題が起こる
以前、引用で名前を載せた人から
削除してください
と苦情があった
企業名なども要注意
軽い悪口なども慎重に慎重に