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文化にもあれこれ

2013-02-02 | 心の体験的日記
文化ってなんなんだろう 
ということが気になることがある

まずは、文化の内容
日経新聞の最終ページの文化欄には、
びっくりするような「文化」をになっている人の原稿が載る

さらに気になるのは、文化の高級さ
クラシックを聞くのと
演歌をきくのとでは、文化の高級さには
歴然として差があると思う



  内容の一般性
    l
 演歌 lクラシック
大衆的------エリート的
    l
 ???l収集マニア
  内容の特異性


さらに、文化を創造する人と享受する人との違いもある



ホムンクルス メタ認知

2013-02-02 | 認知心理学

 ホムンクルス(Homunculus頭の中の小人)の話は、ゲーテの「ファウスト」に出てくる。
  「僕は完全な意味で発生したいのです。1日も早くこのガラスを割って、飛び出   したいのです。」(大出定一訳、人文書院、p235)
 自然の脅威もままならないが、それ以上に自分の頭のままならなさに我々は悩まされる。じゃじゃ馬を自分の頭の中にかかえこんでその制御に腐心させられているような感じは、誰もが抱いている。「頭の中に小人がいてそれが悪さ?をしている」という感じと言ってもよい。
 しかし、実感は、文学の対象にはなっても、科学の対象にはなかなかなりえない。ホムンクルスも、その存在を痛切に実感はできるもののひとたび心理学の中に取り込んでしまうと、今度は、科学の世界で悪さをすることになるので、慎重であった。なぜなら、人の頭の中にホモンクルスを認めてしまうなら、ホモンクルスの中にさらにホモンクルスを、さらにそのホムンクルスの中にホムンクルスを、---という具合に無限後退が始まってしまうからである。
 ところがである。そのホムンクルスが突如、心理学の論文に出現し(注1)、あれよあれよという間に、時代の寵児になってしまったのである。言葉こそ、メタ認知としゃれたものに変わってはいるが、まぎれもなく、ホムンクルスの出現である。

「くたばれ、マニュアル!書き手の錯覚、読み手の癇癪」

2013-02-02 | わかりやすい表現

心理学ワールド21号「自著を語る」
海保博之著「くたばれ、マニュアル!書き手の錯覚、読み手の癇癪」2002年9月 新曜社

 自分の研究者人生を、基礎志向から応用志向へと劇的に変えてしまった本「ユーザ読み手の心をつかむマニュアルの書き方」(加藤隆・原田悦子・堀啓造と共著;共立出版)を出版したのが1987年。15年がたちました。その間、認知心理学をマニュアル設計に役立てるために孤軍奮闘してきました。
 その奮闘の中で考えてきたことを吐き出したいとの思いで書いたのが、この本です。
 注目してもらいたい、読んでもらいたいの一心で、やや刺激的なタイトルをつけてしまいましたが、内容はいたっておとなしく、まじめです。
 しかも、マニュアル以外の一般の文書作成をよりわかりやすいものにするための考えどころやノウハウもたくさん詰まっています。
 心理学界の文書作成リテラシー向上にも貢献するところ大の本です。
 
本文:

上野公園

2013-02-02 | 心の体験的日記
●上野公園
新年会で上野駅から公園を横切ってとうてんこうまで
人が多いのはいつものこと
しかし、これまで何十回となく来たことがあるのに
まだ、知らないところがあった
上野東照宮
寛永寺
それも最近できたというのでない神社仏閣
たぶん、若いころは、そんなものに興味関心のなかったために
目につかなかったのだと思う。
またこれで東京へ行く楽しみが一つ増えた。

「ディベート授業」

2013-02-02 | 認知心理学
「ディベート授業」*******
長年、ディベートを通常の授業に取り入れている信州大学の守一雄教授からいただいた授業案を紹介しておく。

平成17年度「教育心理学?」講義計画 担当講師 守 一雄・信州大学教授

第1.授業のねらい・内容       
 教育心理学という学問の課題、研究方法について学ぶとともに、小中学校の授業にそれをどう活かすかについて、講師による講義と受講生同士の討論を通 して多面的に学ぶ。

第2.授業のやり方 ? B
 受講者は2週間に1冊のペースで6冊の課題図書を読み、読後レポートを提出し、以下のようなテーマ(一部)の討論(ディ ベート)に参加する。
茂木秀昭『ザ・ディベート』(ちくま新書)を読んでディベートについてよく知った上で、第1回目には「ディベートの是非」についてディベートを行う。

11/04 (3)教育技術の法則化   ディベート?『授業の腕をあげる法則』    
12/02 (7)数学はなぜ難しいのか ディベート?『やりなおし基礎数学』
12/16 (9)実験研究の魅力 ディベート?『人はいかに学ぶか』     

第4.ディベート『3人制43分ディベートのやり方』
1.学籍番号により機械的に7~9人のグループを作る。
2.各グループから3人ずつが「肯定派A(1-3)」と「否定派N(1-3)」になる。(「肯定派」が個人的に肯定的な意見を持っている人である必要 はない。しかし、肯定派になった以上は「肯定派」として意見を述べる。)
3.残りの1~3人が審判陣となる。審判陣は「座長(必須:ディベートの進行を司る)」「計時係」「記録係(ディベート出席者のリストを作り、後で提 出する)」を分担する。
4.ディベートの時間配分は次の通りとする。(時間配分は使用可能な総時間に応じて変更可能であるが、一度決めた時間配分は厳守すること。)
(1)作戦タイム(5分)
(2)肯定派の意見陳述(A1)1分
(3)否定派の意見陳述(N1)1分 これをあと2回繰り返す
(8)作戦タイム(5分)
(9)否定派の尋問(N1・N2・N3)(5分)
(10)肯定派の尋問(A1・A2・A3)(5分)
(11)作戦タイム(3分) これをあと2回繰り返す
5.ディベートの終了後、審判陣は「肯定派」「否定派」のどちらがより説得力があるかを判定し、多数決で勝者を決める。判定が1対1に分かれた場合は 審判陣でジャンケン。

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「ディベート授業」*******
長年、ディベートを通常の授業に取り入れている信州大学の守一雄教授からいただいた授業案を紹介しておく。

平成17年度「教育心理学?」講義計画 担当講師 守 一雄・信州大学教授

第1.授業のねらい・内容       
 教育心理学という学問の課題、研究方法について学ぶとともに、小中学校の授業にそれをどう活かすかについて、講師による講義と受講生同士の討論を通 して多面的に学ぶ。

第2.授業のやり方 ? B
 受講者は2週間に1冊のペースで6冊の課題図書を読み、読後レポートを提出し、以下のようなテーマ(一部)の討論(ディ ベート)に参加する。
茂木秀昭『ザ・ディベート』(ちくま新書)を読んでディベートについてよく知った上で、第1回目には「ディベートの是非」についてディベートを行う。

11/04 (3)教育技術の法則化   ディベート?『授業の腕をあげる法則』    
12/02 (7)数学はなぜ難しいのか ディベート?『やりなおし基礎数学』
12/16 (9)実験研究の魅力 ディベート?『人はいかに学ぶか』     

第4.ディベート『3人制43分ディベートのやり方』
1.学籍番号により機械的に7~9人のグループを作る。
2.各グループから3人ずつが「肯定派A(1-3)」と「否定派N(1-3)」になる。(「肯定派」が個人的に肯定的な意見を持っている人である必要 はない。しかし、肯定派になった以上は「肯定派」として意見を述べる。)
3.残りの1~3人が審判陣となる。審判陣は「座長(必須:ディベートの進行を司る)」「計時係」「記録係(ディベート出席者のリストを作り、後で提 出する)」を分担する。
4.ディベートの時間配分は次の通りとする。(時間配分は使用可能な総時間に応じて変更可能であるが、一度決めた時間配分は厳守すること。)
(1)作戦タイム(5分)
(2)肯定派の意見陳述(A1)1分
(3)否定派の意見陳述(N1)1分 これをあと2回繰り返す
(8)作戦タイム(5分)
(9)否定派の尋問(N1・N2・N3)(5分)
(10)肯定派の尋問(A1・A2・A3)(5分)
(11)作戦タイム(3分) これをあと2回繰り返す
5.ディベートの終了後、審判陣は「肯定派」「否定派」のどちらがより説得力があるかを判定し、多数決で勝者を決める。判定が1対1に分かれた場合は 審判陣でジャンケン。

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