7.5 大学生の学習状況
●大学に入ると大学生の学習習慣が激変する
高等までの学習習慣の一つに、予習復習がある。これは、時には宿題という形を取ることもあるが、授業以外にも授業を理解するためのなんらかの補完的な学習が求められてきた。
その結果として好ましい学習習慣を身につけて大学に入学してくるはずであるが、大学に入学した瞬間から、この学習習慣はどこかに行ってしまう。ひどい場合は、受験勉強で仕込んできたはずの知識さえもどこかに置き去りか、と思わされるような時もある。
大学は、1コマの授業に予習復習を1時間ずつという建前になっている。したがって、1週間の受講可能なコマ数は、物理的に決まってくる。
ところが、1,2年生くらいは、すべてのコマを埋めるように受講計画をたてる。当然、予習復習はできない。にもかかわらず卒業に必要な単位をなんなく取得していく。
あまりの安易な傾向に、文部科学省も剛を煮やし、年間取得単位数の制限条項を設けるよう、大学を指導しはじめた。
ここにきて、学生のほうも、うかうかとしていられなくなってきた。それぞれの授業でさまざまな工夫がなされるようになり、学生側にもそれなりの努力(予習復習)が求められるようになってきた。
●大学に入ると大学生の学習習慣が激変する
高等までの学習習慣の一つに、予習復習がある。これは、時には宿題という形を取ることもあるが、授業以外にも授業を理解するためのなんらかの補完的な学習が求められてきた。
その結果として好ましい学習習慣を身につけて大学に入学してくるはずであるが、大学に入学した瞬間から、この学習習慣はどこかに行ってしまう。ひどい場合は、受験勉強で仕込んできたはずの知識さえもどこかに置き去りか、と思わされるような時もある。
大学は、1コマの授業に予習復習を1時間ずつという建前になっている。したがって、1週間の受講可能なコマ数は、物理的に決まってくる。
ところが、1,2年生くらいは、すべてのコマを埋めるように受講計画をたてる。当然、予習復習はできない。にもかかわらず卒業に必要な単位をなんなく取得していく。
あまりの安易な傾向に、文部科学省も剛を煮やし、年間取得単位数の制限条項を設けるよう、大学を指導しはじめた。
ここにきて、学生のほうも、うかうかとしていられなくなってきた。それぞれの授業でさまざまな工夫がなされるようになり、学生側にもそれなりの努力(予習復習)が求められるようになってきた。
