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「犬害をなくそう」

2013-04-27 | 安全、安心、
「犬害をなくそう」 

 ペットとして、さらに防犯として犬を飼う家が多い。わが家の近辺でも、4軒に1軒くらいの割合で飼っているのではないか。

 その犬が閑静な住宅街に多大の迷惑をかけている。そのことの認識を、飼い主が意外に気づいていないらしいので、あらためて注意を喚起したい。

 迷惑その1は、なんといっても、犬のほえ声である。我が家と道路を隔てたた家では、玄関で犬を飼っている。道路を人や車などが通るたびに、猛烈にほえる。そのほえ声がもろに我が家に飛び込んでくる。時をかまわずである。昼寝もままならない。隣家ということで我慢に我慢を重ねているが、非常につらい。

 迷惑その2は、犬の糞害である。散歩が好きなので家の近辺を歩くが、頭をあげ胸をはっての散歩は、たちまち不快な目に直面することになる。ごく一部の人の無配慮ではあるが、それが数人になるだけで、糞害地獄になってしまう。せっかくの散歩もだいなしである。

 迷惑その3は、迷惑の域を越えている。犬の放し散歩である。公園にいくと、犬を放して遊んでいる光景を何度もみる。ご本人たちはご満悦かもしれないが、周囲にいる犬嫌いの人々にとっては、恐怖以外の何物でもない。乳幼児に対する危険性は、想像するだに恐ろしい。

 犬害を3つ挙げてみた。飼い主にとっては、わが子のごとくかわいいのがペットであろう。それだけに、自分の犬のかわいさにだけしか目がいかないのかもしれない。わが子でも放っておけば世の中の迷惑になる。ましてやペットである。わが子と同じくらい気を配って、周囲に迷惑をかけないようにしてもらいたいものである。

●●がんばる「気持ちを元気に」

2013-04-27 | ポジティブ心理学

愛  すみ4-17
遊び 4-18
運4-19
おおらかさ 4-21


から元気 4-22
感動 4-23
がんばる 4-27
がんばる「気持ちを元気に

「がんばれば何でもできる」

● ガンバリスム
こんな言葉があったのを思い出しました。たぶん、高度成長期あたり、がんばればそれだけのものが手に入った時代ではなかったかと思います。
成熟社会の今の日本では、まったくといっていいくらいにこんな言葉を聞きません。たぶん、これとセットになってしたのではないかと思いますが、スパルタ主義もなくなりました。
それでも、がんばることは、日本の精神文化のなかに根づよく存在しつづけているようです。友人と別れる時にも、つい「がんばってね!」となります。病人にさえも、「がんばってね!」と言ってしまうこともあります。
鍛える、がんばるが死語になる社会、そう悪いことではないかもしれませんが、一人の個人として、自分を鍛える、自分でがんばることは、絶対にあってよいことですし、人生のどこかでそうせざるをえないこともあります。
   
● がんばらせるもの
がんばるとは、目標をめざして一心不乱に全力で何かをすることです。
一心不乱とは、注意を一つに集中することです。注意を集中すれば、いつも以上に力を発揮できます。ですから、がんばれば、いつも以上のことが達成できます。
そうさせるものは一体何なのでしょうか。
ガンバリズムの時代には、お金と地位でした。
貧乏から抜け出て豊かになる、そして、出世して世間に認められることががんばりの推進力でした。
それが死語になった今の日本の社会では、もうお金や地位のためにがんばることはなくなったのでしょうか。
 確かに、企業で、10年前頃からでしょうか。業績主義が取り入れられましたが、うまくいったところはあまりなかったようです。
では、どうしたら、がんばれるようになれるのでしょうか。

●がんばりをもたらすコツ
① 使命感をもつ
がんばるには、目標を達成することが、自分だけのためではない意義があることが大事です。そして、それをするのは自分しかいないという気概が必要です。
これががんばりの質を決めます。つまり、使命感に支えられた良質のがんばりか、お金と地位だけをめざしたやや質のよくないがんばりかを分けます。
   
② 目標が見える
 目標に近づいているという実感が必要です。10年、20年先の漠然たる目標を目指してがんばるというもありかもしれませんが、凡人には無理です。せいぜい1年先、それも達成する目標が具体的でなければ、どうにもがんばりようがありません。
 目標の可視化ですね。

③がんばりすぎには要注意
 能力一杯を使って何かをするのですから、自分がどんな状態になっているのかをモニターする機能も働きません。ついつい頑張りすぎの状態になってしまいます。したがって、強制的な休息の取り方を考えておかないと、心身の健康を害するリスクが高まります。
 長期間にわたるがんばりなら、そこまではがんばるという期限を決めておくこと。先の見えないがんばりは疲弊します。
そして、一日2,3回、週に1日はリラックスすることをスケジュール化しておくことが必須です。


学校文化「名言の心理学

2013-04-27 | 名言の心理学
教師にとってわかりやすい「学校文化」というものが存在し、それが多くの
生徒によって共有されていたーーーその個性というものが、みんなが共有するスタンダードに照らすことで見えやすかったーーーところが今日においては、---スタンダードが、限りなく見えにくくなってきたーーー生徒たち一人一人がそれぞれの基準をもって、自分以外の基準を受け入れなくなったーーーー
喜入克[高校が崩壊する]草思社 1999
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究極の個性化がはじまったということか。
これが知的な領域なら歓迎すべきこと。
しかし、この本では、倫理道徳の領域での話。
悪を指摘しても、それは、自分の勝手。
教師のスタンダードから見ての悪であって、自分はこれでいいと思うと主張する。

これでは、教育は成立しない。
そんな現状が生々しく報告される。