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ジグソーパズルを楽しめる時代

2013-07-25 | 教育
 一人ひとりがかけがいのない存在として大事にされるとても良い時代になりました。でも、うっかりすると、ジグソーパズルのピースのような存在のままになりがちなジグソーパズルのような時代でもあります。
 ピースのままでは自分は一体何者?となります。また、仲間も社会も受け入れてくれません。あちこちに自分をはめ込んでみてぴったり感を確認する試行錯誤が必要です。そして自分のはまりどころをアピールしていくことが、これから社会に出ていく若者にはとりわけ大事になります。

『ワードマップ 安全・安心の心理学』

2013-07-25 | 安全、安心、
『ワードマップ 安全・安心の心理学』
――リスク社会を生き抜く心の技法48
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07.2.20
978-4-7885-1034-0


【目 次】
はじめに
第Ⅰ部 危険予知の心の技法
第Ⅱ部 安全保持の心の技法
第Ⅲ部 危険対処の心の技法
第Ⅳ部 安全・安心回復の心の技法
おわりに 四六判
256頁
定価1995円(税込) ◆心の護身術◆
好評ワードマップシリーズ最新刊。日本は世界でも有数の安全な国と思われて いたのは過去のこと、最近では、殺人、傷害、ストーカー、交通事故、不安全 な食品、災害等々、数え上げたら切りがないほど、危険に充ち満ちています。 避けがたい不運と諦める前に、どうすれば危険を察知できるか、パニック時に 起きがちなこと、安全を脅かすのはどんな行動か、安全を脅かされた時の対処 等々について、いわば心の護身術を身に付けていれば、いざというときに役立 つでしょう。最新の認知心理学が見いだした安全・安心のための必須知識を48 のキータームで分かりやすく解説。

【本文紹介】
 まずは危険情報の収集から。危険情報の特徴は、そのほとんどが、マスコミ、教師、保護者らを通した間接情報であるというところにある。みずからが危険に遭遇することはきわめてまれだからである。そこで間接情報をどれほど自分に引きつけて収集できるかどうかが、ポイントになる。・・・危険情報の収集は、お仕着せのものではあまり役に立たない。通学路の危険性が指摘されるようになってからは、子どもと保護者、教師が一体になって、危険箇所の点検をしてマップを作成するような試みが見られるようになったが、子どもと一緒に、彼らが自分に引きつけてみずから情報を収集していくことが、絶対に必要である。(「危険情報活用力」より)
ワードマップ 安全・安心の心理学―リスク社会を生き抜く心の技法48
クリエーター情報なし
新曜社

●リスク・コミュニケーション

2013-07-25 | 安全、安心、
●リスク・コミュニケーション
(risk communication)
リスクをどのように伝えるかは、通常のコミュニケーションとくらべると、はるかに難しいところがある。たとえば、
・リスク発生確率の見積もりそのものが難しい。
・リスクだけを強調すれば、誰もがその受け入れを拒否したり、恐怖感をいたずらに高めてしまう。
・リスクをどのようなメディアを介してどのように表現するかが面倒。
・受け手のリスク認知、リスク行動に個人差が大きい。
・情報公開、説明責任についての最近の厳しい世論とどのように折り合いをつけるか。
こうした困難を克服しながら、最適のリスク・コミュニケーションを考えていくことになる。