心の風景 認知的体験

癌闘病記
認知的体験
わかりやすい表現
ヒューマンエラー、安全
ポジティブマインド
大学教育
老人心理

病院の整形外科と、接骨院,整体,針鍼灸どころなどとの関係は?

2019-08-13 | 心の体験的日記
上腕筋の痛み、1月経過。
痛みが固定化してきた。
このままでは、困る。

3日連続に磁気療法も奏功せず。

次は、接骨院に挑戦してみる。

それにしても、医師・医院と、接骨院などとの関係はどうなっているのか。

敵対関係
相補関係

医師に磁気をかけているといったら、
なにもいわなかったなー



「参考」CanCanより
【接骨院・整骨院】
「痛みを取りたい」という目的でしたらこちらです。
接骨院・整骨院は「柔道整復師」という国家資格を持った施術師のみが施術をすることができます。
知識・技術ともに国が定める基準を満たした資格者が施術をしますので、安心・安全・的確に施術を受けることができます。
また、骨折・脱臼・打撲・挫傷・捻挫などの症状に対しての施術ができるため、保険の適用を受けながら痛みに対処することができます。

【整体院】
「疲れを癒したい」という目的の利用に向いています。
こちらは接骨院・整骨院とは異なり民間サービスなので、基本的に痛みを取るための施術はできないことが多いのと、保険の適用はありません。
整体院の中には、オイルトリートメントなどさまざまなリラクゼーションに力を入れている院も多いので、「一刻も早く痛みを取りたい」というよりは「ストレス解消をしたい、疲れを癒したい」という目的の利用に良いかと思います。


活性化の拡散(spreading activation>学生が解説すると

2019-08-13 | 心理学辞典
活性化の拡散(spreading activation>

 次に挙げるものには、ある共通点があります。考えてみてください。
 りんご 消防車 ハート
 なにか分かりましたか?答えは「赤い」ということです。
 このように、連想ゲームのように、あるものとあるもののイメージがつながっていくことを、活性化の拡散といいます。たとえば上に挙げた三つのものから、りんごから梨や果物、消防車から救急車や火事、ハートからダイヤやクローバーなどをイメージしたかもしれません。そのように、イメージがどんどん膨らんで、色々なものが蜘蛛の糸のように連想され、また別のところで色々なつながりが出来ていくことを活性化の拡散というのです。
 「794」という数字だけではなかなか連想ができませんが、これに「年」というヒントを足すと「794年」となり、ここからならたいていの人が、「うぐいす」と「平安京」を連想すると思いますが、これも、この「794年」「うぐいす」「平安京」三つのつながりがとても強く、よく知られているものからだということが出来ます。(KJ)

***** 
例えば、「りんご」という言葉を聞いたとき、そこからどんな言葉を思い浮かべることができるでしょうか。きっと多くの人は「果物」「赤い」などという言葉を連想して、「野菜」「黒い」などという言葉を思いつく人はあまりいないでしょう。このように言葉と言葉の間にはつながりがあり、連想しやすいものとそうでないものがあります。このつながりが強いほど、簡単に連想することができるようになります。ある言葉が活性化され、他の言葉に繋がっていくこのことを、活性伝播といいます。
もう一つ例を挙げてみましょう。ほとんどの人は「鳥」という言葉を聞いたときには「飛ぶ」という言葉を、「スズメ」という言葉を聞いたときには「鳥」という言葉を思い浮かべると思います。鳥は飛ぶもので、スズメは飛ぶことができるから鳥の仲間だ、ということは、すぐに理解することができます。けれどこれが「ダチョウ」や「ペンギン」ということになると、少し違ってきます。典型的な飛ぶ鳥であるスズメと違い、ダチョウやペンギンは飛ぶことができないからです。「ダチョウ」と聞いて「飛ぶ」と連想する人は、まずいません。このように、つながりが弱い単語を連想するのは、強いつながりのある単語を連想するよりも難しく、時間がかかることなのです。(KM)

****
私たちは、ものや出来事を、その特徴を集めあわせて概念として形にしています。一つ一つの特徴は、またさらに他の概念を指しています。例えば、カラスという鳥は、鳥という大きな集まりの中の一つで、色=黒、場所=人間の家のある所、というように情報を整理しています。この方法は『意味ネットワーク』と言います。そこで、その整理された知識から必要な情報を探し出す方法が、『活性伝播』と呼ばれます。
例えば、「カラスに皮膚がありますか?」という質問をされたとき、カラスと皮膚それぞれに関係のある概念が活発に働きます。その両方をはじめとして、活発に働く部分が網の目のように広がっていきます。そのネットワークの上で、両方が出会ったときに、上の質問の答えが見つかったことになるのです。
意味ネットワークは、一つのものにたくさんの特徴をつけているところが、知識を樹の枝のしくみに例えた『判別ネット』よりも優れていると言われています。判別ネットとは、例えば、動物についての知識を表す樹の場合は、鳥や哺乳類などを表す枝があり、さらに、鳥の枝の下には鳴く鳥、肉食の鳥などを表す枝があり、最後にはカッコウやヒバリがくるという考え方です。(YA)

****
外を歩いているとき、ツバメを見かけたとします。このとき、みなさんの頭の中には、「ツバメ」→「飛ぶ」→「鳥」→「動物」という概念の階層構造が出来上がっていて、ツバメは何かということを理解することができます。このように、名詞概念が階層的ネットワーク構造で結合され貯蔵されることを『階層的ネットワーク・モデル』と言います。Collins&Loftusは、この階層構造を否定し、『活性伝播』と呼ばれるモデルを考え出したのです。『活性伝播』とは、ある概念の活性が、それに結びついた別の概念を活性化する過程のことです。例えば、「カラス」という言葉を思い浮かべるとします。このとき、「カラス」は「飛ぶ」といった鳥としての定義を多く持っているので、カラスという言葉からすぐに「カラスは鳥だ」と判断できます。しかし、次に「ダチョウ」という言葉を聞かされたとします。このとき私たちの頭の中には、ダチョウは「飛ぶ」という鳥としての定義がないために、ダチョウを鳥として判断するのには時間がかかります。このように、概念(鳥の種類)と概念(飛べるかどうか)の結びつきが弱いと、概念を理解するのに時間がかかり、概念と概念の結びつきが強ければすぐに概念を理解することができるのです。(HM)



励ましーー仲間を元気にする習慣づくり

2019-08-13 | ポジティブ心理学
励ましーー仲間を元気にする習慣づくり
「励ましは、一番簡単な仲間の元気づくりなのだが」

● 「がんばってね」
 死の床に付している人のお見舞いの別れ言葉に「がんばって」はないだろう、といわれくらいに「がんばってね」は相手を励ます言葉としてよく使われます。
 自分でも、実に良く使うことにあらためて気づかされます。
まさに、「人は言葉に励まされ、言葉で鍛えられる動物です」(永崎一則)ね。
 なお、アメリカでは、逆に、
「take it easy(無理しないでね)」
「take care of yourself)お大事に)」
が別れ言葉の定番だそうです。
ガンバリズム、日本文化の面目躍如たるところです。
これは、単に言葉の問題のようですが、底には、このように文化が反映されています。

● 励ます行為の2つのタイプ
 人を励ますとはどんな心理なのでしょうか。
 似た行為に、別のところで取り上げた「ほめ言葉」があります。これは、相手のやりとげた結果に対するポジティブな評価、心理学の用語を使うなら、正の強化になります。
 励ます行為にも、正の強化という面もあります。これまでやってきたことは良いことです、だから、そのまま続けると良いですよ、という励ましですね。
 勉強している子どもを、「がんばってるね」と励ますような場合です。これについては、ほめ言葉と同じ話になりますので、ここでは取り上げません。
 励ます行為にはもう一つ、もろに、元気づけの効果をねらうこともあります。
 前述した、死の床に臥している人に「がんばってね」というような場合です。
 正の強化としての励ましに対して、こちらのほうは、今現在の状態を脱して未来に向けてのなんらかの行為を促すものとなります。
 励ます行為で難しいのは、こちらのほうです。死の先はないですからね。

● ただ励ませば良いというわけではない
 落ち込んでいる人に、「元気出して」と励ますことは簡単です。
 しかし、励まされたほうからすれば、「どうやって元気を出せばいいの?」と言いたくなる場面が多々あるから、気をつける必要があります。
 どんな場合でしょうか。
 当面、現状から脱却する方策がない、あるいは、見つからない場合です。
・ 失敗して回復するすべがないとき
・ 気持ちがひどく落ち込んでしまっているとき
・ 先のことにまで思いがいく余裕がないとき
 などです。

● 効果的な励まし方
まずは、励ます場面には、ほめて励ます場面と、現状からの脱却を促す励ましのどっちなのかを峻別できる眼力をつけることです。
圧倒的に「がんばってね」というときは、前者です。こちらのほうは、なにも気にせずに素直に口に出して良いと思います。

現状からの脱却を促す励ましを効果的にものにするには、少し気を使う必要があります。
まずは、タイミングです。
現状が最悪な状態のときの励ましは残酷です。こういう状態では、むしろ、最悪な状態を受け止めてやる気持ちのほうを優先するべきです。悲しみ、苦しみ、辛さを共感する気持ちですね。
そして、気持ちが上向いてみずから現状をなんとかしなければという気持ちになってきたあたりを見計らって、励ますことになります。
ここで、「がんばってね」はそれなりに有効だと思いますが、言葉に気持ちをこめる配慮があれば、言うことなしですね。
何か自分で助けてあげられることがないかを相手に聞くのも良いですね。

最後は、余計なおせっかいと言われない程度に、具体的な方策を示唆してやれればいうことなしです。