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カクテルパーティー現象(cocktail-party phenomenon>
あなたは今、友人たちと遊園地に来ています。しかし、気がつけば、あなたは一人逸れてしまいました。周りには他の入園者たちが大勢いて、とても友人たちを見つけられそうにありません。また非常に騒がしくどうも友人たちを呼んでも、届きそうにありません。と、思ったそのとき、あなたは自分の名前が呼ばれた気がして、その声のほうを見ると、友人たちがこっちに向かって手を振っていました。
このストーリーのように、自分の名前など自分に関係のある言葉なら(注意を向けやすい言葉なら)、周りが騒がしくても区別して聞き取れることがあります。この現象を「カクテルパーティー現象」と言います。人が音を聞くときには、すべての音を捕まえるのではなくて、音を選んで注意を向けます。注意を向けた音は良く聞こえますが、注意を向けてない音は聞き取れません。ですから、自分の名前のように注意を向けやすい音が、注意を向けてない騒がしさの中で聞こえたのですね。また、音の違いよりも音の方向のほうが注意を向けにくいので、夜道を歩いていて、何か声が聞こえたらそれは空耳でないかもしれませんね。(TK)
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賑やかな休み時間の教室で、友達に呼ばれた気がして振り向いてみたら、本当に友達が自分の話題で盛り上がっていたという経験はありませんか?とても賑やかで、それまではその友達たちの会話なんて耳に入らなかったのになぜだろうと思いますよね。このように、自分に関連のある情報だけを選択して注意を向けて、他の情報は無視してしまうことを、カクテルパーティー現象といいます。実際、友達は周りの多くの雑音と同じくらいの声で話していたはずです。それなのに自分に関連することだけは聞き取れてしまう、これもカクテルパーティー現象の一つです。また、向かい合って話している友達の声が良く聞き取れるというのもカクテルパーティー現象の一つです。実際には、周りの雑音とそんなに変わらない声で話しているはずですが、聞こうという注意が自然と向けられているので、会話が成立するのです。このように、カクテルパーティー現象は身近なところでよく起こっている現象なのです。(SM)
壁掛け時計が遅れるようになった
ニトリにいった
その安いこと安いこと
たったの1400円
遅れ壁掛け時計、たかしまやで8000円(中国製)
安物買いの銭失いはやらないようにしているが
これなら損をしてもという値段
目覚ましもついでに買って
2000円
いまのところ快調に動いている
KYニトリは聞いてはいたが、これほどとは
あらゆるものが安い
これでやっていけるのかなー
ニトリにいった
その安いこと安いこと
たったの1400円
遅れ壁掛け時計、たかしまやで8000円(中国製)
安物買いの銭失いはやらないようにしているが
これなら損をしてもという値段
目覚ましもついでに買って
2000円
いまのところ快調に動いている
KYニトリは聞いてはいたが、これほどとは
あらゆるものが安い
これでやっていけるのかなー
●わかりにくさ耐性も大事
わかりやすさをコミュニケーションのなかに作り込めば、受け手が情報を取り込むために使う頭の努力は軽減される。
寝転んで聞いていて/みていても、わかるように作るというわけである。
しかし、そういうわかりやすいコミュニケーション状況に慣れてしまうこと
がいかに教育的でないかにも思いをはせなければならない。
とりわけ、子どもにとって、わからないことは受け付けないという学びの習慣ができてしまうのは好ましくない。
では、その趣向とは、どんなものか。具体的なものはスペースの関係で省くが、心がけとしては、次の3つが必要だと思う。
まずは、なんとしても、わからせたいとの強い思いが必要。
そこには、それが子どもにとって大事なことという暗黙のメッセージも含まれるからである。
2つには、子どもの頭の働きと知識への配慮が必要。
子どものもっている既有の知識を活用できる情報を手がかりに新しいことを教えるのである。たとえや具体例が大事になる。
3つ目は、教えすぎない、与えすぎない抑制が必要。
知っていることすべてを教えたい、与えたいとの気持ちは、子どもにとっては重荷になる。少しずつ小出しにするくらいの気持ちがあってちょうど良い。