道の駅公方の館で6時半に起床した。
朝方は冷えた。
何もかけずに寝ていて寒くて目覚め、シュラフにもぐりこんだほどだ。
旅の定番の朝食、カップラーメンをたべていると道の駅の産直店が開店した。
店をのぞくとスイカがあったので朝食のデザートにする。
隣でPキャンしていたご老人と話をした。
トラックの運転手をしていたそうで、京都から関東に荷物をはこんでいたそうだ。
ご老人は土佐の出身だそうで、Pキャンをしながらのんびり帰郷するとのこと。
山の中をゆくか、海沿いを走るのか思案しているところだった。
軽バンのご老人よりも先に出発する。
今年はお遍路はしないのだが、それに関係する目的もあって、徳島最後の札所、二十三番の薬王寺に参拝した。
今回は白衣も菅笠も金剛杖もなしである。
輪袈裟と数珠のみでおまいりをし、納経もしていただかなかった。
昨年は先を急いでいたので気づかなかったが、薬王寺には奥の院がある。
たまたまいっしょになったお遍路さんの団体と、本堂の奥にある奥の院にのぼってみた。
奥の院には多宝塔がたっている。
多宝塔の中に入ることができて、階段で展望台のようなところに上ることができた。
そこではウミガメが礎石となっていた。
多宝塔から日和佐城ときれいな海がみえる。
バイクのひとり旅なら欲張って先を急ぐのだが、今回は家内といっしょなので海岸までいってみることにした。
きれいな渚があり、ここではウミガメの産卵が見られるのだそうだ。
大浜海岸というところで、日本の渚百選にえらばれていると案内があった。
海岸沿いに『日和佐うみがめ博物館 カレッタ』があるので立ち寄ってみることにした。
入場料はひとり600円だがJAFの割引で540円になった。
1歳のウミガメ。
こちらは2歳。
展示は充実していて、正直に言うとあまり期待していなかったのだが、とても楽しかった。
大きなカメもたくさんいる。
ウミガメは可愛い。