
ウミガメ博物館のむかいに国民宿舎、うみがめ荘があり、昼食の案内がでている。
海産物がウリだ。
ここで食事をとることにした。

私は刺身定食1300円。
家内はエビフライ・唐揚げ定食1080円。
ここはあら汁とご飯、漬物が食べ放題だった。
あら汁が美味い。
ブリのあらと大根がごろごろと入っていて、ネギをたっぷりとかけていただく。
ここにしてよかった。

日和佐城にも立ち寄った。

四国を旅しているとこういうものが目につく。
お遍路さん用の休憩施設で、地元の方が善意で提供されているものだ。
休憩所だけでなく、無料で宿泊できる民家ーー善根宿・ぜんこんやどーーとよばれるものもある。
二十三番の薬王寺の次の札所は室戸岬にある最御崎寺(ほつみさきじ)で、75キロも離れており、歩き遍路の難所といわれる。
海岸線を延々とすすみ、到達するのに2日か3日かかるのだ。
その間に休憩所か善根宿になるような物件があれば、考えたいと思っていた。
それがこの旅のひとつの目的で、その候補をこれから見にゆくことになる。
ひとつ目の物件は室戸岬の手前にある物件で、ふたつは岬の先にある土地だった。
現地にいってみるといずれも難があり、候補とはならなかった。

物件を現認した後で、二十四番の最御崎寺(ほつみさきじ)にゆく。
17時前に着いたのだが、日曜日のためか札所にはたくさんの人がきていた。

お寺の近くには室戸岬灯台もある。
海と空がきれいだ。

風呂に入りたくて室戸警察署のお巡りさんに立ち寄り湯のできるところを聞くと、青年大師の前にある、ホテル明乃星ーーあけのほしーーを紹介してくれた。
入浴料はひとり500円。
海洋深層水のジャグジーがあり非常によかった。
お巡りさん、ありがとう。
スーパー、サンシャイン・オーシャンで夕食の食材を手に入れて今夜の宿にむかう。

アオリイカのつくり、マグロのたたき、カステラ、湯葉とタケノコのハンバーグなど。
今夜の宿泊地は道の駅、キラメッセ室戸だ。