
喜多方の町をでて、今夜の宿泊地、道の駅・喜多の郷についた。

ここには日帰り温泉の『蔵の湯』が併設されている。それが目的でこちらにPキャンすることにしたのだが、同じことを考えている人がたくさんいて、駐車場は満車状態だった。

まずは蔵の湯にゆく。入口に混雑中と張り紙があり、洗い場が順番待ちになっているとのこと。料金は9時から17時が500円。17時から21時が300円となっており、格安の300円で入場した。
湯は熱い。露天も同様。熱くなると体を冷まし、再び温泉につかるのをくりかえす。混んでいて洗い場は常に5・6人待ちだ。1時間ほどであがり、休憩スペースで500円の生ビールを飲みつつメモをつける。家内は長風呂なので先に車に引き上げた。
ハイエースの荷台にもどり焼酎の水割りをやる。ハイエースの後部空間はひろい。のびのびとすごすことができる。ランタンとラジオをつけ、タブレットを起動して明日の予定を考えたりする。家内が帰ってきて、リビング兼寝室である荷台でくつろいでいると、ポツポツと雨が降り出した。天気予報どおりである。明日の午前中まで雨降りとのことだった。

翌朝は7時半に起床した。雨は降りつづけている。まわりの車はすでに活動を開始していて駐車スペースに空きができていた。朝食は喜多方名物の朝ラーにゆこうと思っていたので早速でかける。朝は7時からラーメン屋は開くので、いまさらのように急いででかけた。
向かったのは昨日大行列していた坂内食堂である。朝なら少し待てばいけるのではないかと市役所に車を停めていってみると、皆さん傘をさしてならんでいる。昨日ほどではないが、それでも1時間では入れそうにない人数なので、一目であきらめた。国道に朝ラーの看板をだしていた店に転進することにする。

看板を見てやってきたのは町外れにある『本家大みなと 味平』だ。

駐車場はほぼ満車で地元の方でにぎわっていた。

しょう油ラーメン600円をふたつお願いする。喜多方のラーメンはいずこも高い。シンプルなラーメンの原価率はどのくらいなのかはわかららないが、都内よりも割高に感じられる。
塩分と脂の多い一杯で、喜多方でたべたなかでは第三位であった。