2024年シーズン、10日目・11日目のスキーに長野県の白馬八方尾根スキーにでかけた。2月16日の金曜日にでかけてオリンピック道路沿いにある道の駅おがわで前泊した。八方は遠い。高速をとばしてここにたどりついたのは22時半である。ここ数日は気温がたかく晴天がつづいている。道路に雪はないと予想したがそのとおりだった。来週になるとさらに気温があがって雨も降る予報がでているので、今シーズンでは最後のチャンスかもしれないとおもい、八方にゆくことにしたのだ。夜は海鮮鍋で一杯である。2024年シーズン6日目の車中泊。
2月17日。土曜日。道の駅おがわの朝。天候は晴れ。朝の車内の温度は2℃であたたかくねむれた。
道の駅から23キロはなれた、白馬八方尾根スキー場の第3駐車場に7時半に到着した。無料の駐車場はこんでいる。
ここから無料のシャトル・バスにのって名木山ゲレンデにゆく。徒歩だと15分でつくそうだが、板をかついであるくつもりはまったくない。八方は外人客がおおいときいていたがそのとおりだ。町をたくさんあるいているし、シャトル・バスにも多数乗車している。ドライバーは名木山ゲレンデにつくと、ディス・イズ・ナキヤマゲレンデ、と英語で案内をしていた。
名木山ゲレンデでリフト1日券を購入する。料金は7200円だが、私は日本スキー場開発という会社の株主なので、1500円引きの5700円になった。
名木山第三トリプルにのる。
八方は2回目で、昨年の1回目は春スキーで黒菱と兎平、パノラマコースしかすべれなかった。そこで今回はすべてのゲレンデをめぐってみるつもりだ。
名木山ゲレンデからスタートする。雪は硬い圧雪だ。名木山ゲレンデは一部急斜面があるがみじかいコースで人気はなかった。
つづいて八方リーゼンクワッドにのる。このリフトは朝からこんでいた。
リーゼンクワッドをおりると兎平の下にでる。
兎平は後にとっておいてリーゼンスラロームコースをゆく。ここは長いコースだ。中斜面と急斜面が連続する、滑りごたえのあるコースで、もうコブができている。上はアイスバーンで下にゆくと雪はやわらかくなる。ハードなコースなので2本すべったら足にきてしまった。
昨年もそうしたのだが、うさぎ平テラスの通路にザックをおかせてもらった。
兎平はとばしてグラートクワッドで山頂駅にゆく。ここから登山の人が目の前に見えている頂上にあるいている。
クワッド山頂駅の風景。
周囲の山塊がすごい。標高は1800メートル。
風景にみとれてしまう。
これだけダイナミックな絶景を見ることができるスキー場はなかなかないだろう。
第一ケルン。まわりにいるのは半分は外人さんだ。日本ではないみたいだ。
リーゼングラートコースをくだる。
リーゼングラートコースは急なこぶ斜面でコースとしてはおもしろくない。
雪質は良好だ。非圧雪の裏黒とおむすびがオープンしているが今日はゆかない。
兎平を2本すべってパノラマコースをゆく。左足のターンを意識してすべる。左足がよわいと指摘されているからだが、ようやく力が入るようになってきた。このあたりも外人さんがおおい。外人さんはフォームですぐにわかる。棒立ちの後斜であまりターンしない。気持ちよく滑走できれば良いのだという、少し前の私とおなじスタイルだ。日本人はフォームがきれいで上級者がおおい。とんでもなく上手い人も何人もいた。
オリンピックコース2をくだる。
手ごわいこぶ斜面があった。
北尾根にゆきたかったのだが咲花ゲレンデにくだってしまった。時刻は11時だ。昼時でスノープラザ咲花はにぎわっているが、となりにある咲花ロッジが空いていたので、ここにはいることにする。
咲花ロッジは昔ながらの宿兼食堂だ。メニューをみるとボルシチがあったのでこれを注文した。1600円。
ボルシチは具沢山で味もよかった。