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2024長野トランポ林道ツーリング2

2024年06月26日 18時34分44秒 | 2024長野トランポ林道ツーリング

東山林道をでて国道141号線を南下し、県道68号線におれて川上村にやってきた。川上村は気温がひくい。また寒くなってきた。10時20分にスーパーのナナーズに入って弁当を物色する。

豚ロースかつ弁当637円をもとめて、スーパーの2階にあるラウンジで昼食とした。とんかつは肉厚でたべごたえがある。甘辛いみそだれもよく、ボリュームも十分で満足した。ナナーズにはイートインコーナーがあるので利用したかったが、時間がはやくてまだ営業していなかったのが残念だ。いずれにしてもここで食事をすることが今回のツーリングの第二の目的だった。

今回のツーリングの第三の目的である川上牧丘林道にむかう。

林道の入口には獣よけのロボット・ウルフがいて、警戒音を発していた。

林道に入ると山ツツジがさいていた。

林道の出だしは舗装されている。

2、4キロでダートになった。ここから大弛峠(おおだるみとうげ)まで10キロのオフロード走行である。

未舗装路になると急坂の上りだ。4キロほどゆくと斜度がおちついて走りやすい道となる。

ダートに入って7キロ地点になるとこぶし大の石がゴロゴロした悪路になった。しかも急坂だ。

峠までの3キロは毎年ガレガレの路面でとてもハードだ。でもこの荒れた道をはしりたくてやってきたのである。

ダートを10キロ走って大弛峠に到着した。時刻は12時15分。ここは長野と山梨の県境だ。山梨県側の道は完全舗装されているので、金峰山などへの登山者の車が列をなしている。

ここまでにスクーター1台に大型オンロード・バイク1台、車2台、自転車1台とすれちがった。自転車はクレバスをさけて右側通行をしてきて進路をゆずらなかった。サイクリストはいい年をしたオヤジだったが、キープ・レフトもできない人間と会ったのは、はじめてだったかもしれない。

峠には登山者をのせたタクシーが次々にやってきている。トイレには行列ができていた。

たくさんの人でにぎわっているが、気温はかなり低い。石ころだらけの林道を走ってきて寒さをわすれていたが、また身にせまってきた。

峠の上には山小屋があって、カレーなどの食事がとれ、キャンプ場もあった。

とにかく寒いので早々に山をくだることにする。ガレガレの道をジムニーにジープ・ラングラー、フッィトをぬいてくだっていった。

上ってくるオフロード・バイク5・6台とすれちがった。セローからアフリカまでだが、大きて重いバイクでここはきつい。私はDR650ではもうここに来るつもりはないのだ。

山をくだると気温はあがってきた。肩にはいっていた力がぬける。これで今日の予定はおわったのだが、まだ時間が早いので近くの林道にゆくことにした。

川上村にはたくさんの外国人農業研修生がいて、地域に根づいて生活している。彼らがいないと、農業が成り立たないのではないかとおもうほどだ。それが最近の円安で、彼ら彼女らが日本から去ってしまうのではないかと、部外者ながら心配してしまった。円の価値が落ちれば彼らの収入は減ることになる。それならほかの国で働いたほうがよいことかんがえるのが、当たり前だからだ。川上村から北上して松原湖にたちよった。松原湖は小さくてしずかな湖だ。ボートとサップをたのしんでいる人たちがいた。


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