
道の駅 東山道伊王野にあるそば店にやってきた。

ここは亡くなったバイク仲間が美味しいとおしえてくれた店なのだ。いつかまた来たいと思っていたのだが、ナビまかせで走っていたら、偶然通りかかったのである。先日彼のお墓参りをしたばかりだから、止まらずにはいられないではないか。

しかし10時に喜多方でラーメンを2杯たべてきていて、今は14時半である。まだ腹はいっぱいだ。どうしようか。
まよったら、ゴーがいつもの習慣である。たべることにした。

店頭でそばを打っているのがガラス越しに見えるようになっている。その横をとおって店に入り、券売機でいちばんシンプルなもりそば600円のチケットを買った。彼が言うには、高くて美味いのは当たり前で、ふつうの値段でいけるのが価値があるとのことだった。
店内はテーブル席と座敷があり、三分の入り。ひとりだからテーブルがよかったが、空きがないので座敷にあがった。

そばは5分ほどでやってきた。田舎そばのたたずまいが素朴でよい。手打ちのそばは細切りのきれいな仕上がりだ。そばだけを食べてみると、かたいそばで香りはない。

彼におしえてもらって、10年ほど前に口にしたときには美味しいと感じたのだが、そばもつけ汁も平凡だった。

しかし誠実なそばである。天ぷらや名物の鮎とたべればもっと引き立つのだろう。

店名のとおり水車でひくそばである。
水車館 (そば(蕎麦) / 黒磯)
昼総合点★★★☆☆ 3.1
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