ヤマハからセローのリコールの案内がきた。無償修理で対応するので販売店に連絡してほしいとのこと。
リコールなんてバイクでははじめてだ(車では何度かあった)。案内をよんでみると、エンジンコントロールユニットのプログラムに問題があり、スロットルをわずかに開けた際に、最悪エンストするおそれがあるとのこと。こんなんでリコールする? とても軽微な問題だとかんじるが、エンジンコントロールユニットのプログラムを書き換えて対応するのだそうだ。これまで1990年型の、キャブレター車のDR650にのっていて、チョークとデコンプをつかってキックで始動していたから、ソフトの書き換えと読んで、目を丸くしてしまった。セローってそうなの、インジェクションてそういうことか、と。アナログ人間を自負していた私も、現代に生きているんだなと、なんだかよかったような、おもいがけないことにであったような気分だ。ただリコールの修理はしてもらうことにした。
ソフトの書き換えはいつものショップで対応してもらった。セローにパソコンをつなぐ。
ずっとキャブレター車にのっていた者としては不思議な光景だ。
ソフトの書き換え中。作業は20分ほどで終了した。メカの方に聞くと、ソフトの書き換えはメーカーを問わずよくあることなのだそうだ。セローのリコールは、年式によってはスロットル・ボディーの交換も必要になることもあるとのこと。私のファイルセローはソフトの書き換えだけだった。作業をおえてのってみると、何もかわらない感じ。むしろ注意しているぶん挙動がわるくなったような感触もあった。でもこれでよくなったんだよね。
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