9月。茨城県と栃木県に焼き物ツーリングにでかけた。まずむかったのは茨城県筑西町にある板谷波山(いたやはざん)記念館である。
入場料は200円。板谷波山は近代陶芸家の先駆者とよばれる陶芸家である。
記念館には波山の生家と
作品、
都内田端にあった工房が移築されている。波山はちかくにある筑波山からとった号なのだそうだ。
記念館の見学をおえて、駐車場にある地図をみてみると、下館駅に佐藤忠良の作品があるとのこと。彫刻家の佐藤忠良は大好きなのでいってみることにした。
駅前に作品はあった。
ジーンズの女、という彫刻作品だ。思いがけなく忠良の彫刻像に出会えてよかった。ご興味のある方は『佐川美術館』もどうぞ。
下館は文化的な町で、青木繫のセラミックの絵もあった。
こちらは代表作の海の幸。
昼時となったので茨城の人気チェーン店の板東太郎にゆくことにした。ここは味噌煮込みうどんが有名だ。しかし板東太郎は茨城では絶大な人気があり、行列しているので諦めることにした。
下館から栃木県の焼き物の町、益子にむかうとらーめん壱番亭という店があったので、ここに入ることにする。
頼んだのは熟成味噌らーめんの大盛り790円と餃子290円。税込み合計1166円である。
味噌らーめんはスープは濃厚でモヤシやニラがアクセントになっていて美味しかった。しかし餃子は香りが好みではなかった。☆5点満点で3、5点。近くにくればまた利用したい。
益子にやってきた。土鍋がほしくてやってきたのだ。ニトリにゆくと、1000円以下でおどろくほどお値段以上のものが手にはいるが、民芸調の味のあるものを手に入れたいと思っていた。
登り窯のある窯元や、
焼き物のメイン・ストリートにならぶ店をのぞいてゆく。黒か、暗い柿色の土鍋がほしいとイメージしていたが、なかなかない。
益子には藍染の工房もある。
藍染も好きだが、今回は目的ではない。
かなりの店を見て、気に入るものがなければ買わずに帰ろうと考えていると、黒い土鍋に出会った。ひとり用よりも大きくて、ふたり用まではゆかないサイズだ。もう少し大きなものをさがしていたが、雰囲気が気に入ったのでこれをもとめることにする。伊賀の土をつかっているとのことだし、窯元ではなく民芸店だったので、益子焼ではないかもしれない。この土鍋をこわさないようにバイクを走らせて帰宅した。
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