2月の平日の11時45分に麺屋Hulu-luーフルルーーに着いた。お店はラーメン店というよりもカフェのようだ。ハワイアン・カフェ風なのかな。店内は狭い。満席で外のベンチで待つように言われる。中でも何人か待っているようだ。
フルルは2017年2月現在、池袋でいちばん人気のラーメン店だ。前から来たいと思っていたのだが、混んでいるようだし、駅から離れているので、ようやくの訪問となった。
食べ終わった客が出てくるのだが、中には案内されない。15分ほど待ったが、真冬に戸外で待つのは辛いものがあった。私の後に7,8人並んだが帰ってしまう人もいた。
ようやく店内に案内されると、まず食券を買うシステム。しょう油ラーメン780円は決めていたが、それだけでは物足りないので、オニオン・チャーシュー丼とのセット1000円にした。オニオン・チャーシュー丼はミニ丼だ。スパムおにぎりというものもあるのだが、これはなんとなく味がわかるので食指がのびなかった。因みにスパムおにぎりセットは900円だ。
私の次にならんでいた人がとなりにすわったが、彼はスパムおにぎりセットにしていて、まず彼のスパムおにぎりがきて、つづいて私のオニオン・チャーシュー丼がやってきた。きざみチャーシューにおろしたタマネギにニンニクしょう油をあえたドレッシングがかかっているような感じの丼だ。濃い味付けて美味しい。男好みのテイストだ。
ラーメンは2・3杯ずつ丁寧につくっていて、オニオン・チャーシュー丼を食べ終わるころにやってきた。でてきたしょうゆラーメンはとてもお洒落。美意識が高く、洗練されている。ここまでビジュアルの完成度が高いラーメンはないのではなかろうか。
スープはやさしい味でマイルド。表面に脂が浮いているがオイリーさはない。焦がしネギも主張しない。極細麺がこのスープにあっている。メンマも強くなく、チャーシューは鶏チャーシューだ。このチャーシューの上に鶏のそぼろがのっていたようで、食べてゆくとこれがスープにこぼれて味が変わる。スープがこっくりとする。
かいわれはそれほど主張しないが、ゆずがきいていた。ビジュアルは最上級だが味はそこまでゆかない。それでも十分に美味しいのだが。
上品で美味しいからパンチはきいていない。ビジュアルや店の雰囲気から女性好みの一杯で、客の半数は女性だ。男はこのラーメンを5分かからずにたべてしまうが、女性はその3倍から4倍の時間がかかっている。したがって回転が悪いのが難。
むかいは人気の焼肉店だ。ランチは1000円ほどからある。しかも待ちはなし。となると、フルルにたくさんの人がならんでいたら、また入るかわからないね。
☆5点満点平均3点で3、9点。
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