1月3日。金曜日。道の駅みまきの朝。車内の気温は3℃で昨夜は暖かくねむれた。
天候は晴れ。道の駅は温泉が休みのせいで空いている。高峰高原の山道にむかうが、昨日の夕方は上りの道にほとんど雪がなかったから、もしかしたらノー・チェーンでゆけるかもしれないとおもってゆくと、のぼれた。峠にむかう途中では眼下に雲海がひろがっていたが、路面が気になって見ている余裕はなかった。峠からスキー場までは下りの雪道だが、上りでなければハイエースでもいける。
ゲレンデにつくとガスっていた。
駐車場につくと弟とすぐに合流した。
気温は-5℃くらいでさむくはない。
雪は硬い圧雪だ。
スキーのインストラクターをやっている弟と滑りだすと、板を踏めていない、と指摘された。くの字の姿勢もできていないと。くの字をつくるには、つらいほど体力をつかわなければいけないとも。
プルークですべって板を踏む感覚をつかむように練習する。たしかにこうしてみると、今まで踏んでいなかった。
プルークからパラレルに展開し、
シュテム・ターンをする。シュテムは理にかなっているターン技術だと弟。
シュテムからパラレルにも展開する。眼下の樹氷がすごい。
その後は弟の後ろをすべる。パラレルでものすごく細かいターンをつづけてゆく。これが丁寧にすべるということとのこと。
大回りは深回りをする。ただ落とされてゆくだけではだめだと。
ひとりだとマンネリで退屈に感じていたが、インストラクターの弟の技術の話をききながら滑走するのは、じつに刺激的でたのしかった。
昼はセンターハウスで信州味噌ラーメンにした。1300円。
味はよいのだが熱々ではないのが残念。
弟はカツライス1400円。
午後から板をかえた。弟も長いものから短いスキーにチェンジする。
午後もショートターンをする弟の後ろをすべる。
去年までは細かいショートターンはついてゆけなかったが、なんとかついてゆけるようにはなった。
ただすこしずつはなされてしまう。
それはターンの質や角づけがちがうからなのだろう。
上級者の後をすべるのが最高のレッスンだと弟が言うが、たしかに自分では考えられないラインどりとターンだった。
去年2級に合格したのだが、いま1級をうけたら大回りや小回りは68点か67点かな、と弟にきくと、そうだけど69点がつくかもしれないと言う。67点や68点ではかわいそうだから、69点をつけることがよくあるそうだ。それであと1点かと勘違いする人もおおいと。また営業的に69点をつければまた受けにくる、と考えるてつける人もいるとのこと。そういうものなのかもしれない。いずれにしても69点と70点はたいへんな差があるそうだ。
弟とはスキーの話ばかりをしていたわけではない。たがいの将来の予定、父母の年忌法要のことや墓の管理、共同資産についても話しあった。リフトの営業がおわったところで現地解散とする。スキー場から峠まで700メートルほど雪道なので、チェーンをまいた。ノー・チェーンでも登れるかもしれないが、スタックしたら迷惑だからだ。
峠の下でチェーンをはずしていると眼下に小諸の町がみえていた。
帰路の群馬県富岡町の登利平で鳥めしを買った。
登利平では松900円を買うことにしている。松はもも肉とむね肉がはいっているのだ。竹はむねだけなの物足りない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます