2024シーズン6日目のスキーに福島県の高畑スキー場にいってきた。
今回はスキーのインストラクターをしている弟といっしょである。私のハイエースではとてもこんなところまでゆく気になれないが、弟の四駆はなんなく会津までいってしまった。ただ道はけわしかった。栃木と福島の県境の山王トンネル手前では何台もの車がスタックしていたし、その先の中山峠も過酷だった。
高畑ははじめてで、弟のすすめでやってきた。駐車場は無料で、シニア1日券は3900円と格安だ。弟はふるさと納税をしてリフト券を割安に購入していた。
天候は小雪。気温は-2℃。まず非圧雪のスーパーブラックコースからスタートする。
雪質は圧雪の上に新雪。スタート地点はかかとパフだが、下ってゆくとどんどん深くなって膝パフだ。真ん中に段があって、そこで弟がころぶと、フカフカの雪で立ち上がれなくなってしまった。救出にゆくが手をひいてもなかなかたてない。かなりもがいてしまった。しかしインストラクターもころぶんだね。
その後レッドコースや、
ブルーコースをすべる。高畑は奥がふかくてコースもたくさんある。なかなか全貌がつかめない。
小雪の舞うなかをいろいろなコースを滑走する。雪質は良好だ。今シーズンではじめてのハイシーズンのやわらかくてエッジのくいこむ雪だった。
高畑はバーンがひろい。このだけ幅のあるスキー場はなかなかないとおもう。これがほとんど造成していない自然の地形をいかしたつくりなのだそうだ。
ワックストンネルというサービスがあった。スキーのワックスマシーンだ。無料のようだ。
空は晴れそうで雲がきれない。
オレンジコースのリフトがうごきだしたので山頂にゆく。日光まで35キロ、東京まで168キロとある。おらが山・高畑山は1294メートルだそうだ。
仕事をリタイヤしたら、スキー場のリフト係のアルバイトをしようかとかんがえている。それにはスキー検定の2級をもっていると役にたつのかなと弟にきくと、まったく関係ないとのこと。そうなんだ。ただ最近検定に興味がある。
私はゲレンデを飛ばすのがたのしくてずっと我流ですべってきた。還暦をすぎても、すべりが毎年進歩しているのはかんじている。でもスキー・スクールで何年もみがかれている弟のきれいなすべりをみると、ひとりではできないこともあるなとかんじるようになったのだ。それには検定がよい刺激になるような気がする。その弟にすべりのアドバイスをもらうと、ターンで棒立ちになっているから座る(膝をおる、加重する)とまず言われた。座ると板が角づけされて自然にまがる、と。たしかにすわるとよくまがる。ターンしていくにしたがって進行方向に膝をおくる、ともいわれた。これは意識するとむずかしい。そしてこのごろ悩んでいる谷スキーのつくりかたをたずねると、なにもしない、という。何もしないでいると、自然と山スキーのタイミングかくるから、なにもしないで待つ、とうものだった。わかったような、わからないようなアドバイスだ。弟の言うことは、何年かたってそういうことか、とわかることがこれまでもあった。だからそのうち合点がゆくだろう。
昼はセンターハウスにもどって昼食だ。
私はカツカレーの大盛り。1300円。ご飯の大盛りは無料サービスだ。弟は唐揚げ定食1300円にアップルパイ。このパイがおいしくてファンなのだそうだ。
レストランの風景。
窓からはゲレンデを滑るスキーヤーがみえる。
午後から今シーズン初のコブをすべる。スクールコブのようだ。
弟に右足はいいが、左足のターンはよわい、と指摘される。自分ではわからなかった。そしてすべりのアドバイスをうけるが、なかなかできないんだよね。
コースは午後になって荒れてきたが、そこに新雪がつもりだした。パウダーがいい感じだ。
この日もリフト終了までたのしんだ。
スキー・スノボ・アプリのスノーウェイによると、リフト乗車30回、滑走27本、滑走距離38、3キロ、最高速47、8キロ、と記録されている。いつも林道ツーリングにきているエリアに、こんなによいスキー場があるなんて、知らなかった。
帰りに弟のおすすめのラーメン屋によった。埼玉県の久喜ICをでた先にある『モチモチの木』だ。
中華そばの中1010円にこれまた弟おすすめのネギトッピング150円。ものすごくスープが熱いが、かつお節の風味がきいていてとてもおいしい。信じられないくらいスープが高温だが、ハイレベルなラーメンで、再訪必至であった。
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