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2017北海道トランポ林道ツーリング12

2017年11月28日 18時42分50秒 | 2017北海道ツーリング


8日目。

6時に起床した。夜中に雨がポツポツと降っていたのでバイクは無理だなと思っていた。しかし朝になってみると曇りで路面もかわいている。これなら雨のくる前に屈斜路湖畔林道が走れるのではないかと思った。



セイコマ・ブランドのカップ麺で朝食をとる。



TW氏はバイクにカバーをかけている。
 


急いで出発した。



7時25分に屈斜路湖畔林道の入口に到着した。



またこの林道を走れて嬉しい。



深い森の中をぬけてゆく。



やがて湖沿いにでた。



曇っていても目をうばわれる風景だ。

鹿一頭に会い、21、5キロの林道を走りぬけた。これなら釧路の林道にもゆけるのではないかと考えて南下することにする。



弟子屈を通過して根室湿原にむかうが標茶で雨が降りだしてしまった。弱い降りなのでセイコマで雨宿りをする。



セイコマの天気予報の画面では、釧路の降水確率が70パーセントとなっていた。



雨はやんでくれない。



バイクでの走行は断念して車に切り替えることにする。屈斜路湖畔林道を走れただけでもよかったのだ。カッパとブーツカバーをつけて道の駅にもどることにした。



道の駅・摩周温泉にもどってきた。弟子屈は雨は降っていない。路面も乾いているが、降りだすのは時間の問題だろう。TW氏は動かなかったようだ。



車に乗り換える作業をしていると、大型キャンピングカーのアドリアに乗った方から声をかけられた。75くらいの方だ。DRは朝の始動のときに白煙がでていたが、2サイクルではないよね、と。古いバイクなのでオイル上がりをおこしているのを説明する。ピストンとシリンダーのクリアランスが大きくて、エンジン・オイルが燃焼室まで上がり、ガスといっしょに燃えているのだ。それで白煙が出る。



アドリア氏は14年連続で北海道に来ているそうだ。アドリアはフィアット・ベースのキャンピングカーで、大きいからフェリーは普通車の3倍の料金になるそうだ。それでフェリーも大間ー函館間のいちばん短いところしか利用しないとのこと。

アドリア氏は釧路のさんま祭りやチューリップ祭りなどをまわるのが目的なのだそうだ。格安で海産物が手に入るから、それを楽しんでいるとのこと。年をとったら、北海道各地の祭りをまわるのもいいよね。アドリア氏は高価な車に乗っていたが、奥様ともどもとても気さくな方だった。



TW氏は釧路に車のオイル交換にゆくそうだ。バイクを車に積み込んでいる。車内を見せていただくと自作のコンパネ(ベニア板)が敷いてある。フロアの形にベニアを切るのはたいへんだったと思う。バイクはバランスを考えて中央に積載していた。固定は摩擦式のタイダウン・ベルトの八点止めである。上下左右だけでなく、壁や天井にもベルトをかけていた。



TWの前はトライアンフのスピード・トリプルに乗られていたそうだ。走るのがお好きなのだ。トラも車に積んだそうだが、狭い山道にはむかないから最近乗り換えたとのこと。TWはピカピカだが、10年もたっているそうだ。そして朝の始動のときにDRは白煙をだしていたが、とTW氏にも聞かれて、オイル上がりの話をした。皆さんよく見てるよね。



バセットハウンドをつれて旅をされている80くらいの方とも話をした。軽トラの荷台に居住スペースをのせてすごされている。



車にはご自身とワンちゃんのイラストが描かれていて、人生を楽しまれていた。



昨夜ハイエースのとなりにぴったりと停めていたワンボックスカーの老人は釣師だった。すぐ横の釧路川で釣りをしているのだ。竿をもって帰ってこられたので話しかけた。狙いは虹鱒で、かかれば30センチくらいがアベレージとのこと。昨年はここで44センチのアメマスをかけたそうだ。雨はバイクの天敵だが、釣りでは絶好の条件なのだ。年をとったら釣りをしにくるのもいいよね。

バイク乗りには連帯感があると思う。同じオートバイに乗るもの同志ですぐに打ち解けられる。それは車中泊の人にも言える。昔はキャンプ場にもそれがあった。しかし今のキャンプ場は道具重視のファッション第一で、連帯感は失われてしまった。やっている人種が変わったよね。



ТW氏は釧路にむかった。道の駅で土産を買って私も出発する。近くにある弟子屈ラーメンに昼食にいった。



店内はほぼ満席だ。なんとか席についておすすめを聞くと魚介しぼり醤油ラーメン800円とのことでそれをお願いした。



行者にんにく餃子280円も注文する。



ラーメンがきてみると麺がすくない印象なので、チャーマヨのりまきというご飯メニュー230円も追加したが、麺はたっぷりとあったから、チャーマヨはいらなかった。



ラーメンはスープが焦がし醤油の魚介風味でおいしい。メンマやチャーシューもよいのだが麺がよくなかった。餃子は行者にんにくの風味はなく、一口餃子なので一気に食べてしまった。チャーマヨはチャーシューとかまぼこをマヨネーズであえて三角おにぎりにしたものだ。マヨネーズが勝ったチープなテイストが好みだった。ラーメンは高いな。☆5点満点平均3点で3、4点。



弟子屈ラーメンをでると雨がはげしく降ってきた。TW氏に教えてもらった地元の温泉、亀の湯にゆく。



昭和レトロな温泉だ。料金は300円。でも誰もいない。番台にもだ。



ぬるめの温泉がひとり占めだった。代金は番台においておいた。



弟子屈をでて苫小牧にむかう。網走は昨日いったし、旭川では昨年呑んでいる。苫小牧のマルトマ食堂は何年も行っていないから、明日の朝食はホッキカレーにしたい。そして昼食は余市の柿崎食堂に決めた。

阿寒湖にむかうと双岳台がある。雨の上に霧もでてきたので何も見えないだろうと思って通過する。しかし霧で何も見えない景色をカメラにおさめるのも面白いと思って双湖台によってみた。



すると見えないと思っていた湖を目にすることができた。湖はペンケトウである。パンケトウは見えなかった。



足寄のイエローグローブに立ち寄る。荷物を入れるためのコンテナボックスを買った。



道の駅・ピア21しほろで休憩する。ここはできたばかかりの施設だった。十勝清水から道東道に入る。無料で通行するために占冠で一度高速をでるつもりだったが、占冠の先は事故で通行止めだ。その後は一般道で苫小牧にむかった。



20時半に苫小牧に近い道の駅・ウトナイ湖についた。車中泊の車がたくさん集まっていて、バイクの若者たちも野宿している。今宵もサンドイッチとサッポロクラシックだ。それにセイコマ焼酎の長五郎である。

                            バイクの走行距離122、7キロ 車の走行距離341キロ ダート21、5キロ 





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