放浪のページ別冊ブログ

キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

2022只見キャンプツーリング1

2022年09月24日 09時09分45秒 | ツーリング東北


9月10日と11日。福島県の奥会津、只見にキャンプツーリングにでかけた。天候は薄曇り。メッシュジャケットでは肌寒いスタートだ。キャンプ道具があるので、今回の相棒は積載力のあるDR650RSである。気温は徐々に上昇し、バイクで走っているとすずしくて快適になった。信号待ちをしていると、1990年製の愛車からオイルの焼けるにおいがする。老兵をいたわってすすみ、群馬県の道の駅こもちで休憩した。



道の駅ににとまっていたのはカワサキSS400だろうか。サイドカバーは400・マッハⅢとちぐはぐなことが書かれているが、カラーリングはSSだ。マッハにエスエスの外装をつけたのか、それとも400だがマッハⅢといれたのだろうか。



綾戸ダムでお天気雨にふられたがすぐにやんでくれた。国道17号線を北上し新三国トンネルに到着する。標高があがって寒い。新しく開通したトンネルはひろくなってはしりやすいが、気温が低くてふるえてしまう。トンネルをぬけるとそこは雪国だ。雪国の舞台となった新潟県湯沢町である。



1000メートルにあるトンネルからくだってゆくと寒さはやわらいでゆく。すすむと春スキーにかよっている『かぐらスキー場』がある。この季節なのにサマースキーにきている熱心な人たちの車が多くとまっていた。キャンプツーリングは2020年以来だから2年ぶりだ。コロナで外出をひかえていたのと、千葉でキャンプをしたときにあまりに混雑していたので、ブームが去るのをまっていたのである。キャンプ人気はつづいているが、夏休みがおわって、3連休の前のタイミングなので、空いているだろうとかんがえてやってきたのだ。



昼食をとるために越後湯沢駅前のそば店、中野屋にゆくと行列している。



待つのはいやなのでべつの店をみつけることにした。



国道17号線を北上してゆくと中野屋の塩沢店がある。いつもは行列しているが、それがないので入ってみると、すぐに席につくことができた。



新潟といえばへぎそばである。へぎという板にのったそばなのだが、へぎそばの1人前はないとのこと。しかしざるそばとへぎそばのそばは同じとのことで、天ざるそばの大盛りを注文した。



そばは硬めで喉越しがよい。



天ぷらもいい。とくに舞茸天の香りがたっていた。つゆが平凡なのがおしいかな。1430円+大盛り165円で1595円。お値打ちだ。



食事をおえるて店をでると行列ができていた。そこへ放し飼いのニワトリがやってきた。雪国はいい味をだしている。



昼食に満足していい気分である。気温は暑いほどになっていた。



小出から国道225号線で福島県只見にむかう。給油をすると燃費は26、3K/Lだ。途中にある道の駅いりひろせで休憩した。この先は六十里越えの峠道だ。老兵のDRを気づかって60キロから70キロで山道をゆくと、後続車がおいついてくる。以前なら自動車を引き離しにかかるところだが、昨年DRのエンジンがかからなくなり、イグニッション・コイルとCDIを交換してから、アクセルををあけるのをひかえるようになった。30年選手のDRに無理はさせられない。それに私も年をとったから、以前のように車を引き離さないと気がすまないなどとは、思はなくなったのだ。



ヘアピンカーブがつづき、スノーシェッドのかかる道をのぼって六十里越えトンネルをぬけた。県境の峠をこえたのだ。眼下には田子倉湖がみえてくる。何度もみているが、いつ目にしても衝撃的なほどの、空の色を反映した湖のブルーに、山のダイナミックさだ。空から湖までのブルーのグラデーションと山のみどりである。



雲とすすきもいい。こんな天気の日のツーリングは気分がいいにきまっている。



スノーシェッドと交互通行の山道をくだってゆく。時間待ちは最大で6分もあるが、気持ちが高揚しているので、まつのは気にならなかった。



只見沢橋だろうか。駅と休憩所があり、只見線の線路がみえていた。



鉄路は山の中をトンネルでぬけてきて、先でまたトンネルに入るようだが、古い設備だ。只野線は災害でながらく不通だったが10月1日から再開される。それにさそわれるようにして只見をたずねたくなったのだ。



田子倉ダムまで山をおりてきた。



湖畔に人工物はほとんどない。



ダムの下には電力施設と只見川がみえている。



六十里越えトンネルではさむかったが、ダムサイトまでくだると気温はあがり、ほどよき気温になっていた。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ロードレーサーの紹介 | トップ | 2022只見キャンプツーリ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ツーリング東北」カテゴリの最新記事