9月3日。日曜日。5時半に起床した。天候は晴れ。昨夜はなにもかけずに寝ていて寒くなり、シュラフにもぐりこんだ。日中は猛暑日がつづいているが季節はすすんでいるのである。
Tシャツのうえに長袖シャツをはおり、山本不動尊の奥の院におまいりにゆく。
奥の院は急な石段をのぼった先にある。
巨大な岩の壁のしたに奥の院はあり、大岩には崩落防止用の金具?がものものしくついていた。
奥の院は震災で被害をうけたが修復したとのこと。多くの人の浄財があつまったのだろう。
本堂にゆくと蓮の花がさいていた。
しずかできよらかな参道を往復する。6時になるとお寺のそうじがはじまり、本堂の扉もひらかれた。
朝食はカップ麺だ。
カエルとミンミンゼミの声がひびきだした。
撤収を開始する。
腰の痛みはひいてくれた。7時半に出発する。
山本不動尊からくだってゆくと田んぼの稲がみのっていた。
走っているとメーターバイザーからバッタが顔をだした。夜のうちにもぐりこんでいたのだ。バイクをとめて草むらにはなしてやった。
県道25号線で淺川町にむかう。狭い舗装林道のようなルートだが、山の中や沢沿いに、ポツン、ポツンとある家は大きくて立派だ。風格のある和風の高級注文住宅である。農家か林業をやっているのだろうとおもわれるが、とても豊かにみえる。家は大きいが古いものが多いために、固定資産税がすくなくなっているのだろうか。野菜や米は自分でつくっているから、お金がかからないのだろうか、などと考えてしまった。ただ茨城よりも福島の家のほうが格段に金がかかっているから、資本を蓄積できる産業などの要素が、福島にはあるのだろう。
県道71号線をゆくはずが135号線にはいってしまった。地図を見ていると、軽トラにのった地元の方に、釣りか? ときかれる。ちがいますよ、とこたえたが、釣人には見えないとおもうのだが。
その後は県道14号線で小名浜にむかう。気温は25℃と表示されていた。
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