「トラップ」
皆んな大好き!(←とは限らんだろw)Mナイト・シャマラン監督最新作だよぉー😊
…という訳でしてね、ワタクシ半ばシャマランの追っかけ状態なので当然ですが本作も予告編観たときから楽しみで楽しみで仕方なかったんですね。ところが…先週まんまとインフルエンザ(A型)に罹患致しましてクソ高熱でぶっ倒れてしばらく自宅軟禁状態だったので公開初日に劇場に出張る事が出来ず(号泣)
ま、自分の事はどーでもいいですね。そんなこんなで復帰したので早速観に行って来ましたーシャマラン待たせたなぁーーー✨
あらすじ
クーパー(ジョシュ・ハートネット)は娘のライリーのために、アーティストのレディ・レイヴンが出演するアリーナライブのプラチナチケットを手に入れる。ライブ当日、3万人の観客を収容する会場には無数の監視カメラが設置され、300人の警察官たちが動員される。それは切り裂き魔というもう一つの別の顔を持つクーパーを捕まえるために仕掛けられたわなだった。(Yahoo!検索情報から丸パク)
コレさ、予告編の段階ではジョシュ演じる主人公(だよね?)のクーパーが連続殺人犯ご本人である、という情報は出してなかったと思うんだけど映画封切りに伴って映画情報サイトのあらすじ等を見るとフツーに種明かしされてて「え?あれ?」って思ったんすよね…自分インフルだったから頭バーン☆ってなって訳分かってなかったんかな?💦
ま、いいや。そんな訳で主人公が殺人犯というちょっとヒネった設定です。それで娘が大ファンだというアーティストのライブに連れて行くとなんかやけに警備員が多いな…いやコレ警備員ちゃうで警察官やでどういう事やねん!ってクーパーちょっと焦る(←大いに焦ってるんだけど顔には一切出さない)、ちょっとリサーチしてみると、どーやらこの会場に連続殺人犯(=クーパー)が紛れ込んでいるというタレコミが警察にあったらしくてこの会場内が警察とFBIによる盛大な「犯人ホイホイ」になっているのだと判明。え、マジ?やべーじゃん娘誤魔化してどーやって逃げるべ?(←ガチかなり焦ってますが顔には一切出さないw)、という話。
映画中盤まではライブの様子だったり娘のワチャワチャだったり(娘はどうやら学校でイジメに遭ってるらしく、会場内にイジメ首謀者とその母親もたまたま来ていてこの母親が嫌なタイミングでクーパーにウザ絡みして来やがるw)すったもんだしながらナントカしてこの会場から逃げ出す方法はないかと探りまくるクーパーの「逃亡奮闘記」がメイン。
て言うか本作ずぅーっとクーパーの逃亡奮闘記なんだけど、ライブ会場での逃亡劇とライブ会場を出てからで展開がまたガラッと変わるんですよね。
という訳でジョシュ・ハーネットが上手い!この人確かに人が良さそう~にも見えるし正義感強そう~にも見えるし…冷酷非道のサイコパスにも見えるよウン。
ライブ会場内で売店の店員に気安く声を掛けたり警察官とフツーに会話したりしてるんだけど、ごくごく親切そうで柔和な笑顔を向けているように見えて全てのシーンで一度も目が笑ってなかったもんね。マジ怖いって!😨
で、次から次へと逃げ道塞がれてはギリギリすり抜けるパターンを繰り返して行くんだけど、余りにご都合主義が過ぎて逆に楽しくなってくるわなw
それにしても…シャマランもチラリのカメオ出演じゃなくて段々登場時間もセリフも増えて来ているのが笑えるよな。つーかいつか自分主人公で撮ればいいのに~少なくとも本作はアーティストのレディ・レイヴン役を実の娘サレカ・ナイト・シャマランが演じていますよね。と言うか自分サレカ嬢は初見ですが美しくてカリスマ性抜群なアーティスト感バリバリですね!元々アーティスト活動をされていらっしゃるのかしら?ちなサレカ嬢はシャマラン家の長女だそーで、先日映画監督デビューされたイシャナ嬢は次女だそうな。
ご都合主義バリバリの中にも一応小さな伏線?の回収もされていて…映画序盤にチラッと出て来た老婆だったり、それからそもそも論の「このライブ会場に犯人が来ると警察がどうやって知ったのか」だったりの答え合わせシーンもあるし、いつもいつもギリギリタイミングで逃げたり話が動いたりする絶妙のテンポと間合いは個人的にかなり好きな感じでした。
決してスッキリする終わり方ではない…ラストのサイコパス感モリモリなあの不気味な笑顔(だがしかしやっぱり目は笑ってない)シーンまで、ずっと気が抜けない感じも、何と言うのか…「コレ今度はどーやって切り抜けるん?」って段々クーパー寄りになって(いや決してクーパー推しなのではなく、クーパーの逃げ方・逃げ技が気になっちゃって!)個人的な満足度は案外高かったですw