gate2はこちら。
「お客さま、取付料は自己負担なんです。(あんまり大きな声では言えませんが)オー○バックスだと6000円ぐらいかかるらしいんですけど、イ○ローハットだと3000円でしたよ」
そうまで言われたら行くさイエロー○ットに。手続きを終え、一週間ほどで宅配された現物を持って直行。50分くらいですむとのことだったのに、結局二時間以上かかってしまう。
「すいません電源がどうなってるかわかんなかったものですから」
外車に乗るということは、こういうめんどくさいことでもある。よろしく。
さて、わたしはETC(今さらだけどElectronic Toll Collection Systemの略ね)の基本的なことがわかっていないのだった。ETCにはETCカードというものが必要なのだ。
「それってクレジットカードみたいなものなの?」S銀のお姉ちゃんとの会話にもどる。
「あのぉ、車載器だけではETCは利用できなくて、カード(クレジットカード兼用のものもあるとか)を差し込んで使うんです。だから他の人のクルマに乗ったとき『高速代はもつから』っていう使い方もできるんですよ」
ふううん。でもこのカードは盗難されるとたいへんなので、本来は差したままにしない方がいいのだそうだ。だから降車時に
「ETCカードが・挿入されています」
と女性の声が流れ、逆に料金所に入るときにカードが入っていないとたいへんなので、エンジンをかけるたびに
「ETCカードが・挿入されていません」
と朝からソーニューがどうしたのと色っぽいメッセージを聞くことになる……すいませんオヤジギャグで。
さて、セットアップもすんだ。いよいよ高速へ……初めて利用したのは予想どおり組合の交渉のためだった。学校から酒田ICへ。
使ってみなけりゃわからない点がたくさんあった。ゲートへの進入を「時速20㌔に減速!」と指示されているけれど、他のクルマを見るととてもそんなに減速しているようには見えない。どの程度までが許容範囲なのか……。それはともかく、初めて“突入”するときはやっぱりびびりましたよ。ちゃんとこのゲート上がるんだろうな……思いきり減速し、ゲートを見つめ続ける。
「ピ」
と音がしてゲートがはね上がったときはちょっと感動(^o^)。
gate4につづく。