生き残るために“星人”を殺し、次のトライアルにまた参加する……要するにこれってゲームの具現化。ゲーム以上にゲーム。自分だけは必ず生き残るという能天気な思い込みはやはりゲーマーのものか。
ヤングジャンプでたまに見かけたときは、どこまで人が死ぬマンガなのかと思っていたけれど、こんな仕掛けがあったのかと納得。とても面白かったっす。
仁王像や千手観音の動きも自然で、「大魔神」から幾星霜、日本の特撮もいい感じで発達しているんだなあ。
きついお話だし、二宮和也と松山ケンイチは向こう側へ行っちゃいそうなキャラだから、吉高由里子と夏菜の女性キャラが救いにもなっている。個人的には伊藤歩がツボです。ということで画像は彼女のものしか載せておりません(きっぱり)。
「二十世紀少年」の成功があったおかげで、荒唐無稽な設定にビッグバジェットをぶちこむ作品が成立できたわけだ。次に日テレと東宝がしかけてくるのは何かなあ。え、「進撃の巨人」?ほー。しかも中島哲也で?ほぉおおおおお。え、日テレはかんでないの?