やってみたかったスウェーデン版ミレニアム三連発。ソニー版との最大の差は、やはりリスベットの“身体の堅さ、固さ”だろうか。
特に二作目以降に登場するモンスター2体と激突するには、ノオミ・ラパスのガタイの良さが必要なのかとも思い、しかしだからこそ柔らかく脆い肉体のルーニー・マーラに龍の刺青を入れた病的なリスベットこそが(不道徳な動機が発端となっている)ミレニアムにふさわしいとも。
ソニー版を先に見たことで、二作目以降の展開をダニエル・クレイグとルーニーならどうこなすだろうと予想する楽しみも加わった。
にしてもねえ、三作目でヨーロッパのミステリらしいオチに持っていくのはいいにしても、ミカエルが気が遠くなるほどのミスを連発。そこんとこ、リメイクではうまくやってね。